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私のカラー【書くンジャーズ3月4週目のテーマ】

物心ついて最初に意識した自分のカラーは黄色だった。意識した年齢も覚えている。10歳、小学4年生の時。キレンジャーが特に好きだったわけではないけれど、赤、青ときて3番手の色である黄色のポジションが好きだっだ。小学生、自分で自分の服や持ち物の色を常に選べるわけではなかった。けれども選べる時は黄色を選んでいた。
その次に意識した自分のカラーは緑。20代だ。迷った時に緑を選んでおけば無難だろうと思っていた。安らぐ色、自然の色らしいし。特に思想はなかった。
30代でピンクが自分のカラーになった。その頃に我が子を授かって主夫になった。意識して男性色とは反対の色であるピンクを選んでいた。ピンクのポロシャツ、ズボン、靴下。外から見えるところのどれかには常にピンクを入れていた。男がピンクを着る。社会へのカウンターのつもりだった。
そして40代、今の自分のカラーはパステルグリーンやミントグリーンだ。男性色でも女性色でもない。でも優しい色。これは実は自分で選んだカラーではない。何となく買ったスボンの色がパステルグリーンで、それをよく履いていたら、会う人会う人の印象に強くのこたらしい。パステルグリーンのズボンを履いていないときは「今日はズボンの色が違いますね」と言われるくらい。
それで意識をして自分のカラーにすることにした。もともと気に入ったから買った色だし。
10歳ごとに自分のカラーは変わっている。10代はなんとなく好きな3番手カラー。20代は無思想、無難なカラー。30代は自分の思想を現したカラー。40代は人からの評価を取り入れたカラー。
自分のカラーを振り返ると自分の思想の変遷がよくわかって面白い。

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