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自分で作ると評価が変わる〜私、映画を撮れるんです〜

書くンジャーズ4月1週目のお題は【私これが出来るんです】

26年ぶりにドラマを作って、案外できるじゃんと思った。
18年前までテレビの映像分野で働いていました。
カメラマンとビデオエンジニアとして主に報道と中継の仕事だったので、ドラマにはほとんど関わりませんでした。

26年ぶりにドラマを作りました。
シナリオ、絵コンテ、監督、撮影、編集の全部をやりました。
学生時代の自主映画以来です。

NPO法人ファザーリングジャパン関西が兵庫県男女家庭課から受託した動画制作。
男性の家事育児参画への啓発として新婚編、育児編、高齢者編、それぞれ3分の動画。
内容は男性へのインタビューと再現ドラマです。

びっくりしたのはハンディカムとimovieだけで映画が作れちゃうんやということ。
26年前に重くてデカいVHSカメラと、ガチャガチャ回す編集機で作っていたことを思うと。
そして報道や中継、イベント記録とフィクションの映画制作はぜんぜん違うと言うことも思い出しました。

再現ドラマ部分は各動画内のほんの90秒づつ。
でも久々にドラマを作ってみて、あらためて映画を作る人がどんだけ考えて作っているかの一部を実感できた気がします。
多くの観客が「ここが素晴らしい」と思うところ、そしてここは「もっとこうしたらいいのに」と思うところ。

その全てのシーンを作っている人はほとんどの観客の100倍は考えて作っているんやろうなぁ。(今回の動画は3倍程度+大昔の経験です)
映画制作、シナリオも映像も音響も選択肢は無限大。
その中から監督はその現場でできることの最良の選択、最良と監督が信じることを選択して作っています。

もちろん、学生映画とちがってプロはその選択から結果を出さなくてはいけません。
でも、自分で作ってみるとその選択がどれだけ困難なものかがわかる。
映画を観てその感想がネガティブでもボジティブでも「何でこう作ったんだろう?」って考える。

久々に映画を作ってみて、他人の映画をより楽しめているような気がしています。
ショートドラマをどう作ったか、また解説します。
動画のテーマと撮影条件からどうやってこの結果になったかを。

ということで3分動画、観てね。

兵庫県男女家庭課youtube


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