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7人の講師、6つのストーリー、上演開始前の予告編 セミナーシリーズ「続・広葉樹は雑木ではない」 

2022年春に好評だったセミナーシリーズの続編を2023年1月中ばから2月始めにかけて開催します。今回も、日本の多様で個性ある広葉樹を「雑木」という不名誉な呼称から解放することを試みます。

今回は、広葉樹施業の実践者、広葉樹原木流通の立役者、苗木生産者、森林の道づくりの専門家でリトリート事業の構築者、森で養蜂と「癒し」の事業者、ナラ枯れ
の専門家を講師に迎えます。

視聴者の方々が、ドキュメント映画を見るような雰囲気で、適度な緊張感もあるセミナーになるように、ファシリテーターとして努力します。下記は、7人の講師が語る6つのストーリーの上演開始前、予告編です。

1月12日 19:00-21:00
「共に繋げよう未来への森林づくり —飛騨地域での広葉樹施業への挑戦」
中谷和司さん
https://koyoju2-1.peatix.com/view

地域の人と森を知り尽くした元行政マンが語る!

中谷さんは、長年、岐阜県庁の森林部門で働かれ方です。公務員は通常、2、3年おきに異動がありますが、中谷さんは例外的に、飛騨の地に長年勤められ、地域の人も森林も、隅々まで深く知る機会を得られた数少ない行政マンです。退職後は、飛騨地域林政アドバイザーとして活躍されていて、昨年には、仲間の方と一緒に、フォーレスターズ合同会社を立ち上げられています。
現場が好きで現場をよく知る中谷さんに、広葉樹生産のメッカである飛騨地域での広葉樹施業の取り組み、経験、展望を語っていただきます。

1月18日 17:00-19:00
「広葉樹苗木の生産」
上原和直さん、松村幹了さん
https://koyoju2-2.peatix.com/view

世界とつながる苗木生産者が日本の森を変える!

上原さんは、福島県南相馬市で広葉樹の苗木を多品種生産されている上原樹苗の代表取締役社長です。2011年の東日本大震災で社屋、苗畑、各種機械の多くを失いながらも、事業を継続・成長され、現在では、広葉樹の苗木生産では、おそらく日本で一番ノウハウを持っている方です。これまでほとんど針葉樹しか相手にしてこなかった日本の林業界で、研究者などとの共同も行いながら、広葉樹の普及、地位向上に尽力されています。
松村さんは、北海道帯広地域の大坂林業の代表取締役です。カラマツやトドマツといった北海道林業用の針葉樹苗木の生産とともに、緑化から農林業用にわたる各種広葉樹の生産、品種改良なども行われています。また、広葉樹林の多様な森づくりにも従事され、昨年から、広葉樹材の製材にも新しくチャレンジされています。
上原さんも松村さんも、10年以上前からドイツ、オーストリア、デンマークの同業者を何度も訪問し、情報交換され、欧州の栽培のノウハウや機械や道具なども、積極的に取り入れられています。2016年にはドイツの苗木生産業者の視察団を日本で迎えられ、交流されています。

1月19日 17:00-19:00
「地域産広葉樹を活かす“vernacular”な木材流通とそのなかで川中が果たすハブ機能としての役割」
及川幹さん
https://koyoju2-3.peatix.com/view

地域固有言語による地域広葉樹材の新しい流通を!

及川さんは、飛騨地域で広葉樹活用コンシェルジュとして活躍されています。飛騨市の広葉樹林と木材加工・販売部門をつなぐコーディネーターです。多様で個性豊かな広葉樹は、規格標準化や大量生産するにはデメリットとなる原料です。及川さんは、地域の行政や業者の方々と一緒に、需要と供給のマッチングを通し、その多様な広葉樹材のデメリットをメリットに変える新しい木材流通の仕組み作りに取り組んでいます。「Vernacular (地域固有言語)」の木材流通です。


1月26日 17:00-19:00
「森林療法×ミツバチセラピーで森を癒しの場に変える」
高安和夫さん
https://koyoju2-4.peatix.com/view

「日本の森の友」ニホンミツバチでミツバチセラピーを!

高安さんは、一般社団法人トウヨウミツバチ協会の代表理事を勤められています。2006年に始められた、都会のビルの屋上で人と自然の共生を図る「銀座ミツバチプロジェクト」は有名なので、ご存知の方も多いと思います。
今回は、「森のミツバチ」ともいわれるトウヨウミツバチ(ニホンミツバチ)の魅力、現在協会で開発中の森での「ミツバチセラピー」の話、地域で取り組む「ミツバチの森」づくりについて話していただきます。

2月1日 17:00-19:00「森の道と森林リトリート」
長瀬雅彦さん
https://koyoju2-5.peatix.com/view

「森林リトリート」で自分を取り戻し、地域コミュニティも会社も健康にする!

長瀬さんは高山市の土木建設会社・長瀬土建の代表取締役社長です。私がドイツのパートナー達と日本で推奨する多機能森林業の一番の理解者で実践者であります。多機能ということは、木材生産だけではなく、レジャー、癒し、教育の場としての森林も重要です。いつもは、本業である森林での道づくりについてメインで話してもらうのですが、今回は、長瀬さん自身も日々プライベートで実践されている「森林リトリート」、すなわち「森のなかで本来の自分に戻る時間」の大切さ、そこから生まれ、つながっていく、地域コミュニティの活性化、新たな産業の創造、企業の健康経営について語ってもらいます。でも長瀬さんがつくる多機能で安全な道も、森林リトリートをする人々が安全に快適に森にアクセスするために、重要です。


2月2日 17:00-19:00
「ナラ枯れについて考える」
大橋章博さん
https://koyoju2-6.peatix.com/view

ナラ枯れはなぜ日本の森で起こるのか、防除法はあるのか?

大橋さんは、岐阜県森林研究所に35年勤められ、退職後も引き続き、森林研究に携わられている方です。樹木医の資格もお持ちです。ここ数十年、日本の森林において、大きな問題になっているナラ枯れの研究にも10年近く、取り組まれています。今回は、その知見豊富な大橋さんに、ナラ枯れのメカニズム、被害の直接的原因であるカシノナガキクイムシの興味深い生態、被害が増えた理由、高齢化した広葉樹二次林(多くが放置された元里山林)との関係、考えられる、試されている防除法について、語ってもらいます。

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