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【小一の壁を乗り越えよう!】学童保育保護者会の最近の状況

こんばんは、のりかべです。
今回は学童保育の保護者会について感じたことをお話します。
あくまでも個人の感想と一部地域に関わった中だけでのお話なので、そうじゃない、ということもあるかと思います。参考程度にしていただければと思います。

保護者会とは

ここ数年の傾向としては、休会や解散となるケースが増えている印象ですが、活発に活動されているところももちろんあります。

保護者会が設置・運営されている学童保育だと話は変わると思いますが、基本的には学童保育運営側とは別の独立した会となり、そこに支援員が在籍するかどうかは、会によって異なります。

知る限りでは、会費徴収があり、その会費を、
・子どもたちの行事、または親子参加型の行事を実施
・夏祭り、キャンプ等の実施
・年度末限りで学童保育を卒業する児童(学年)の行事企画、記念品購入
・次年度以降の学童保育に必要な物品・備品を購入し寄贈
といったことに支出・運用されています。

また、会長、副会長、会計等の役割分担があったり、保護者会役員会から加入されている保護者へアンケート等をとられ、場合によってはそれを運営側(支援員側)に要望等を添えて渡されることもあります。

子どもにとってもちろん良い面はありますが、全く違う複数の地域なのに、同時期に休会・解散となることが続きました。なぜでしょうか。

きっかけの一つはコロナ禍でした。
元々していた行事等はコロナ禍においてほぼできなくなり、会費を集めてもほとんど使い道がなく、かといって返金しようにも学童保育を利用されている期間が家庭によりまちまちで返金対応が困難な状態でした。

また、保護者の方々の一部、または結構な人数が、「これって必要??」と思われていたようです。
もちろん発足した頃は必要だったのだと思いますが、現在は学童保育の運営充実により、既に様々な行事、イベントを支援員が企画・実施してくれている、という風に思われていました。
もう一つ、これが一番大きかったのかなと思いますが、保護者の負担が大変、ということです。
仕事で忙しいから学童保育を利用しているのに、保護者会の集まりに出席するために早退された、という冗談みたいな状態の方もあれば、会費を支払ってもらえない保護者の方に何度も連絡するのが苦痛という方もいらっしゃいました。
昔の必殺仕事人のパチンコCMじゃないですが、仕事が済んだら仕事だぜ!みたいな状況だったんだと思います。そりゃしんどいと思います…。
だけど伝統的にあるものだったり、熱心に取り組まれてる保護者もいたりするのに、自分からやめましょうとはなかなか言い出しにくかったところ、コロナ禍があってきっかけとして言いやすくなった、というところなのかなと思います。

最近少しずつ、学校でも当たり前とされていた慣習が見直されてきつつあります。
僕は保護者会を否定も肯定もしませんが、学童保育は基本的に保護者の方が就労されている訳なので、時代とともにあり方も変わっていいと思います。また、解散しても支障がないという判断は、その学童保育の支援員さん達が充実した運営をされてきたからなのかなとも思います。

来年度から初めて学童保育を利用される場合、保護者会の有無により、少し参画の仕方が変わるかもしれませんので、お知りおきください。


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