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行政書士試験の振り返り⑦

今回は行政書士試験の当日の話をしようと思います。
2023年の行政書士試験は11月12日(日)に実施されました。暖冬のため暖かい日が続いていたのですが、まさに本試験当日から急激に冷え込むという事で、服装に悩んだことを覚えています。

本試験の前々日から

本試験前の金曜日は、有給を入れてお休み。
(当然ですが)数日前からお酒も抜いて、早めに就寝するようにしました。
コロナやインフルエンザが流行る時期でもあったので、体調管理には非常に気を遣っていました。せっかく頑張ってきたのに、体調不良一発で受験できないという事態は避けたいですよね。

私は2023年の6月に中国語検定2級も受けているのですが、こちらは試験前にコロナに感染。試験前日にようやく外出可能となった状態で受験するという事態に陥りました。
なんとか合格は出来たのですが、行政書士試験で同じ事態に陥った場合、3時間の試験に耐えられる自信はありません。

ただ、正直な話、金曜日に有給を入れて、金土と時間を作ったのは良し悪しだったと思います。
少し気分がダレてしまって、ストレスからの気分転換を言い訳にアニメを1クール分見てしまうとか・・・。
私のように本番を前にすると緊張の糸が緩むタイプの方は、あまり生活を変えない方が良いかもしれないですね。

試験当日の朝

試験当日は普段より少しだけ遅めに起きました。
と言っても、7時くらいでしょうか。睡眠時間をしっかり確保したかったからです。

起きてからは、いつもの日課のAI問題復習をこなしたあと、スタバに移動してコーヒーを飲みながら、これまでまとめてきた論点ノートと一般知識のテキストを読みました。

スタバには何人か行政書士試験の受験生らしき人もいて、「仲間がいる」とホッコリしましたね。
心の中で、お互い頑張ろうぜ〜と声かけしてました。

一般知識は対策が難しいのですが、アガルートの田島先生が直前期に出してくれる一般知識の講義(無料視聴可)とそのテキストが役立ちました。

論点ノートは夏頃の記述対策を始めた時期からまとめ始めたのですが、直前期に見返すと内容が間違っていたり、論点が不足していたりします。
ここで凹まないでください。過去の自分が分からなかった、至らなかった点まで、理解できるようになった証拠です。
「成長してるなぁ」と思いながら、容赦なく修正しましょう(笑)

試験会場へ

試験会場へは試験開始の1時間前には着いていた方が良いです。
トイレもお忘れなく。

試験開始の30分前(40分前?)には、試験官から試験に関する説明があります。この説明があった後は、トイレには行けますが、教材などは開くことができません。
カバンにしまう事になります。

机に出せるものが決まっているので、注意しましょう。
また、時計は2つあった方が・・・という話を聞きますが、机に置けるのはひとつだけです。
腕時計なら、予備の時計を腕につけておくことは良いみたいです(試験官によるかも)。

私は教室の最前列、出入り口の目の前だったので、出入りする人が多くてウザい気が散るなぁと思っていました。

説明が終わった後は、手持ち無沙汰になるので、気分を紛らわせるために試験官の観察などしていました。

試験官は行政書士の方が行なっています。
合格すれば、行政書士の先輩になるわけです。行政書士の人とはこういう感じか〜と思いながら観察。

私の教室の試験官の方は、普段スーツなど着ないのか、ヨレヨレスーツでシャツが半分はみ出ていて、大丈夫なんかいな(笑)と思いました。
そんな方でも(失礼)行政書士やってるなら、自分でも何とかなるかねぇ・・・とか、妄想を膨らませます。

あ、試験会場の下見はしておいた方が良いですよ。
会場内に入ることはできませんが(受験票でも施設内の侵入はしないように書かれていたと思います)、行き方と周辺環境は確認しておいた方がいいでしょう。

会場内は、初めは寒いかもしれませんが、徐々に人の熱気で暑くなってきます。

当日、寒かったのでカイロにヒートテックにマフラーに・・・と着込んで行ったのですが、結局1時間後には殆ど脱ぎ捨てる事になりました。

試験官の方に「暑いので脱いでいいですか?」と声かけて、マフラーやらカイロやらをガンガン取り外していたら、お互いに可笑しくなってクスッと笑い合った(ような気がする)のも、思い出といえば思い出ですね。
ちょっと恥ずかしかったです。

試験中は暑い!以外は殆ど感想がありません。
必死で解いていたら、何故か2時間で解答完了していました。
本番の集中力って凄いですね。

残りの1時間で確認。
確認したのに、事件後の自己採点では記述のケアレスミスを発見して大きく凹む事態に。

思い込みによるケアレスミスほど、後悔の残る事はありませんね。
せっかく確認時間に余裕があったんだから、少し深呼吸でもして、気分を切り替えてから見直せばよかったです。

試験直後

ともあれ、試験は3時間で16時に終了。
出来たような出来なかったような、やり切ったような悔いが残るような感覚で、何故か涙が出てきます。

帰りにサイゼリヤ で迎えにきてくれた家族と合流したのですが、自己採点もしてないのに涙ぐんでいる自分を見て、驚いたでしょうね。
でも、一年弱、頑張って走り抜けられてと思うと、涙が出てきてしまったんですよ。

大人になって、これほど頑張って時間を費やして取り組んだ事はなかったからかもしれません。


と、少し長くなったので、続きは次回にしようと思います。

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