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R5行政書士試験受験の振り返り④

肢別過去問集とウォーク問を何周か回せるようになると、気になってくるのは予備校が実施している模擬試験と、記述対策ですよね。
夏を迎える頃には、私も模擬試験を受けてみようかなと考えるようになっていました。


模擬試験を申し込む。

自分は基本属性としてナマケモノ属性を持っているので、あまり複雑で分かりにくいことが苦手です。
比較検討とかしていると、よく分からなくなるし、多少の差ならエイヤで決めても同じじゃない?と思ってしまいます。

むしろ悩んでいる時間がもったいない。

模擬試験を検討するときも、そんな感じでした。
様々な予備校が模擬試験を提供されているのですが、そもそも初めての受験だった自分には、「到達度確認模試」と「直前模試」と「ファイナル模試」と「ヤマ当て模試」の違いもよくわかりません。
直前とファイナルって、意味被ってない?(笑)?とか思ってました。

複数の予備校のサイトを見て、webで模試の評判もざっと見たのですが、どの予備校・どの模試が良いのかは、よくわかりませんでした。
そもそも各予備校とも長年模試を提供し続けていて、ある程度の受験生が受けているという事は、それなりに評価されているわけで『どこを受けようと大きな差はないのでは無いか?』という結論に達しました。
検討することを放棄したともいえます。

模試は個別に申し込みも出来るのですが、個々の違いもよく分からなかったので、LECの模試パックを申し込むことにしました。

パッケージなら必要なモノは揃っているし大丈夫だろう、という考えです。
このころは時間をかけて模試の検討するくらいなら、勉強する時間を捻出したい!と思ってました。

それにとりあえず申し込んでおけば、「受けない」という選択も可能です。
その分お金は無駄になってしまいますが「アラフィフ社会人のお財布の威力をみよ!!」とか心の中で思いながら、申し込みをしました。


記述対策を開始

模試の申し込みが終わったら、次に気になってきたのは記述対策です。

この時点で、私の記述対策にかけた時間はゼロ。
とはいえ、当然ですが模試には記述問題も出てくるので、対策しないわけにはいきません。

そこで、スタディングの記述対策講義の視聴を開始しました。

記述講義は論点の解説→演習問題→解説という順番で進むのですが、これがまた書けない。
講義で論点の説明をされていて、肢別なら答えられる問題でも全然表現できないことに愕然としました。

こりゃ〜ヤバい。

AI問題復習だけは続けたものの、いったん肢別もウォーク問も傍において、記述対策を進めました。スタディングの記述対策講義を終わらせるのに、ひと月程かかったと思います。

残念ながら、記述対策には思った以上に時間がかかり、始めの模試には間に合いませんでした。

模擬試験の成績

そんなこんなで、受験した模試の回数は7回。

模試パックの中身をろくにチェックしていなかったので、全部で6回だと思っていて、ヤマ当て模試の第二回があって焦ったのも良い思い出です。

各模試の結果は、以下の通りです。
参考までに載せておきます。

到達度確認模試1回目


到達度確認模試2回目


全日本行政書士公開模試1回目


全日本行政書士公開模試2回目(合格点に達せず&一般知識足切り。ショック!!)


ファイナル模試(合格点に達せず、ショック!!2回目)


厳選!直前ヤマ当て模試1回目


厳選!直前ヤマ当て模試2回目


到達度確認模試2回目とファイナル模試は、合格点に達せず、かなりショックを受けたのを覚えています。

勉強を頑張っていたこともあって、模試の成績に一喜一憂して家族にもちょっと迷惑をかけていたなぁ…と、今になって思います。

でも、模試はあくまでも模試。
模試を最後まで受けおわった自分は、そのことをすっかり忘れていました。油断してはいけなかったのに、「意外と得点できてるじゃん!」そう油断して、気が緩んでしまった面もあったように思います。

これから行政書士試験を受ける方は、予備校の模試の成績を信じすぎてはいけません。模試はあくまでも予備校が提供している、練習問題にすぎません。

本試験は、予備校ではなく財団法人 行政書士試験研究センターが作成しているもの。何が出てくるかは、予想もつかないのです。


ここまで読んでいただき、ありがとうございました。
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