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R5行政書士試験受験の振り返り②

行政書士試験の勉強を開始するまでの流れは①で書いたので、今回は実際の行政書士試験勉強について、振り返りたいと思います。


独学を早々にあきらめ、通信講座に申し込む

行政書士試験勉強を始めたのは、2022年3月18日。
正確に言えば、その日にスタディングの通信講座の申し込みをしました。

確か、午前中に本屋に行って、行政書士試験の肢別過去問集を見て「意外とできそう」と思った記憶がある。肢別過去問集は〇×式だから、そりゃぁ50%の確率で正解するんですよね(笑

ただ、テキストを見てみると分厚いし、そもそも法律初学者(この表現も、後日Twitterで知った)なので、読み方もわからない単語が沢山ある。
肢別過去問集もTACやLEC、伊藤塾といろいろな会社が出していて、何を買えばいいのかよくわからない。そもそも、六法って買った方がいいのかな?とか悩んでいました。

行政書士試験は範囲も基礎法学・憲法・民法・行政法・商法・会社法・一般知識があり、学び方のとっかかりもつかめなかったので、これは独学は無理!!とあきらめて、帰宅してからスタディングの通信講座の申し込みをしました。

スタディングを選んだのは、各社比較で料金が安かったのと、竹中先生の講義を聞いてみて耳なじみが良かったこと。あとは、なんと!知り合いがスタディングの関係者だったので、親しみがわいたというのもある。
こういうご縁を感じると、やる気につながるタイプなんですよね。

予備校ではなく通信を選んだ理由

通信教育と並んで検討したのは、予備校への通学講座。

実は、私が勉強を始める前に行政書士の事を調べているときにYoutubeで知った、社会人から兼業行政書士を経て独立した先生が、1年目独学で2年目通学をしていたという話だったので、通学もイイかなと思っていたんですよね。

ちょうどその先生も法務系の仕事をされていたということで、親しみがわいたということもあるんですけど。

ただ、自分の場合は通勤経路に予備校はないし、もし通学となると残業もできないし、土日だとしてもかなり厳しい。
時間的な制約が発生してしまうのは、普通のサラリーマンしながらだと、時間が読めないこともあるので、相当な覚悟がないと難しいと思いました。

それに料金が高いの!
講師の先生と場所代があるから、仕方ないとは思うんですけど、通信と比べて数倍の差があって、さすがに将来のためとはいえ、支出する決断はできませんでしたね。

結果、スタディングの通信講座を選んだわけですが、今から思えば自分には通信講座があっていたなと思います。

先ずは講義を全部視聴することにした。

スタディングを始めて、先ず決めたのは『先ずは講義をすべて見終わること』。

スタディングの講義は、講義→講義に関連する演習問題→次の講義という順番で進んでいきますが、初めに基礎法学から最後の一般知識までの全体像を見てみて、非常に内容が多くて愕然としました。

3月18日に申し込んで、講義を見始めたのは19日から。
本番の試験まで8か月しかありません。ダラダラしていたら、講義を見終わらずに終わってしまう!!

しかも、申し込んだ後に調べてみると、行政書士試験の標準的な学習時間は800~1000時間(サイトによってはそれ以上)というではないですか。
8か月=240日、800時間を240日で割ると1日3時間(無理じゃね!?)

これはとんでもないものに手を出したんじゃなかろうか・・・と、早々に少し後悔しましたね(早い 笑)

とはいえ、すでに申し込みもして、クレジットカードで支払いも済ませているわけで。やるしかありません。

先ずは講義をどんどん進めて、最後まで聴き終わろう!と決めました。
これはアプローチとして本当に良かったと思っています。


早朝と通勤と昼休みの時間をつぎ込む。

普通にのんびり見ていたのでは、いつまでたっても講義を視聴し終わらないということが分かったので、スマートフォンやタブレットに講義をダウンロードして、ひたすら視聴する生活が始まりました。

朝は5時に目覚ましをかけて、5時半ごろか視聴開始。
通勤中は立っていようと座っていようと、ひたすら講義を視聴。
お昼休みは同僚とランチに行くことをやめて、コンビニ飯を食べながら、ひたすら視聴。
帰ってからはたまに視聴、基本はゆっくり。夜は勉強する気にならないこと多し。

ひたすら竹中先生の講義を聞いて、講義の後の演習問題を解く。
とりあえずわからない内容はざっと調べるけど、どんどん先に進めるという方針で頑張りました。

ただ、これは意外と生活に張りが出るなと思いました。

今までは何となく通勤中は目的もなくネットを見て、お昼も同僚とマンネリ化した会話をしながらランチ。夜もテレビやネットを見ながらお酒を飲んでダラダラしていたのですが、講義を視聴して終わらせる!という目標のために無駄に過ごしていた時間を全て(ではないですけど 笑)早寝に切り替えて、早起きする様に努めました。
生活に無駄な時間が多かったので、それらをつぎ込めたのはよかったと思います。

やっぱり人間、何かしらの目標を決めると、がんばれるものですね。
本番までに見終わらないんじゃないか、と思っていた講義はどんどん進み、なんとスケジュールを大幅に前倒しして、約1か月の4月21日には記述を除くすべての講義を視聴し終わりました。

寝ても覚めても講義を視聴すると、意外と何とかなるものですね!


AI問題復習が効果的

スタディングを選んで良かったのは、AI問題復習機能があったこと。

講義をどんどん進めていくと、過去の記憶はどんどん忘れていってしまうのですか、ナイスなタイミング(?)で復習問題を出してくれるんです。

おかげで、講義をすべて視聴し終わる頃には、初めに見ていた内容が全く頭に残っていないという状況は避けられたんじゃ無いかなと思います。

講義と並行して、AI問題復習だけは毎日終わらせる!という目標を立てました。
後半になると数問だけの日も増えましたが、初期は70問とか100問超えの日も出てきます。何をさて置いてもAI問題復習だけは終わらせるようにしました。
スマホで解けるので、起きられない時でも布団の中で解けるのも良いですね!(笑)

AI問題復習を毎日解く。
これは本試験の日まで続けました。


※ちなみに、私は講義の視聴において、講義用のノートを取ることはしませんでした。
正確に言うと、行政法の学習で出てくる様々な法律や、民法の相続関係などの関係性や枠組みが理解しにくいところだけ、整理のためにノートにまとめたぐらいです。

初めに少しノートに書きながらやっていたのですが、ノートを取るのって非常に時間がかかるんですよね。コスパが悪いなと思って、すぐにやめてしまいました。


ここまで読んでいただき、ありがとうございました。
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