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行政書士試験の振り返り⑧

行政書士試験の直後は、3時間の試験をやり切った!という気持ちと、試験結果に対する不安、試験までの勉強の日々の記憶など、想いが一気に湧き出てしまって、何故か涙が出てきました。
(前回のつづき)

これは今回が初めての受験だったから、というのもあるかもしれません。次回以降(が、無いことを祈りますが)は、初回ほどの感情の起伏は起きないのでは無いかなと思います。

とりあえず撮影

試験の後、家に帰って始めにやったのは動画記録を残したことでした。
自己採点をする前に、本試験を受験した記録を残すと決めていたので、ボロボロの精神状態でしたが、とりあえず撮影。

YouTubeで公開はしていますが、2024年1月現在、自分自身ではちゃんと見られていません。
将来、本試験当日はこんな気持ちだったなぁ・・・と懐かしく思い返すことができる様になると良いなぁと思っています。

自己採点

本試験の手応えは正直分かりませんでした。
早めに終わったので見直しは出来たのですが、そもそも判断がつかない問題(△とか×とか)が多かったからです。

SNSでは、自己採点をしないで結果を待つ!という人もいて、結果を知るのは怖いし、自分もそうしようかと思いました。
しかし、各種予備校の講師の方が「辛くても早めに自己採点して今後の対策をすべし」というご意見だったこともあり、晩御飯後にお酒を頂きながら自己採点をしました。

結論、お酒を飲みながら自己採点は悪酔いするのでよくないです。回答のマルバツに一喜一憂して、テンションがおかしな事になりました。

LECの横溝先生の速報を見ながらの自己採点だったのですが、始めに解説のあった記述で大ポカが発覚。
Y市と書かねばならない所をX市と書いていました(XはY市の議員で登場した)。このポカが無ければ、ほぼ正解だったのが悔やまれます。
他の2問も微妙にハズしていて、部分点がもらえるかどうか・・・というところ。

もうダメかもしれないと凹んだのですが、その後の一般知識が、まさかの満点。
気分は急浮上です。コレは受かったか?!とテンション爆上がりです。

しかし、択一の憲法、行政法がボロボロ、民法はそこそこ、商法会社法がボロボロという結果で、気分は再び急降下と急上昇を繰り返しました。
自己採点が終わる頃には、お酒もつまみも無くなっていて、テンションは高いのに落ち込んで涙が出るというような、よく分からないトリップ状態に陥っていました。

大切なことなので、もう一度書いておきます。
自己採点はお酒飲みながらやってはいけません。

因みに自己採点の結果は、こんな感じです。
基法 0/2
憲法 2/5
行政 12/19
民法 6/9
商法 2/5
多肢 10/12
一般 14/14
得点 164点

記述次第でギリギリ受かるか、ギリギリ落ちる。
一番ハマりたくないと思っていた状態に、見事にハマっていたのでした。

予備校の本試験採点サービス

本試験のあと、各種予備校が採点サービスの受付をしています。
受験番号と自分の回答内容を登録すると、翌月(23年は12月6日でした)には採点結果を返してくれます。人気(?)はLECやTAC、伊藤塾などでしょうか。

私はLECの採点サービスだけ、とりあえず申し込みました。
採点サービスの結果はこんな感じです。

記述の採点信じていいの!?の顔文字です。

本試験から採点サービスの結果が出るまで約1ヶ月。メンタルは非常に安定せず、キツかったです。
特に自分はケアレスミスで大ポカしているので、その後悔もあって本当に辛かったです。

おかげさまで採点サービスでは(記述の祭典が予想外に良くて)何とか良い結果をもらうことができましたが予備校採点はあくまでも採点予想。
安心材料にはなりますが、何の保証にもなりません。

1月末に本試験結果が出るまでは、結局、本当の意味で安心なんて出来ないんですよね。

本試験の振り返りは早めにすべき。

とはいえ試験から1ヶ月も経つと、ある程度気持ちは落ち着いてきます。
この記事は1月下旬に書いていますが、試験直後〜予備校採点結果を見た頃に比べると、思い返すことが格段に少なくなりました。

本試験についての振り返り、良かった点や悪かった点、次回(を考えたくもないけど)にどう取り組んでいくのかについては、本試験後の2週間以内に整理しておくべきです。

自分は本試験後2週間頃から、記憶も想いも急速に薄れていくのを感じたので、慌てて動画で記録に残しました。
書かなかったのは、書くのが面倒くさかったから動画の方が誰かの役に立つかなぁと思ったためです。

当然自分のためでもありますが、私も受験中は受験生の方の過去の動画を参考にさせて頂いていたので、誰かの参考になれば幸いです。

結局、こうやって文字でも振り返っていますが、文字で振り返るのは動画よりも感情が思い出されて、試験直後の自分には難しかったと思います。

おわりに

この記事を書いている今現在は、1月24日です。
そろそろSNSでも合格発表について、ソワソワした空気が出てきた方もいるようです。

既に次回の受験に向けて動き始めた方も多いのですが、自分はなかなか行政書士試験についてはエンジンをかけることができていません。
先ずは試験結果を見てからというのと、今やっているFP3級を終わらせてからと思っています。

それにしても、40代半ばを過ぎてこんなに感情を乱される体験を出来るとは思ってもみませんでした。新しい体験、という意味では、行政書士試験に挑んだことは良い経験になったなと思います。
ただ、この体験を2度も3度も繰り返したいか?と言われると、正直一回で終わりにしたいですけどね(汗

2023年の行政書士試験は、時期的にも、残すは結果発表のみという時期になりました。
発表前に振り返りの記事が書き終わって良かったです。
少しでも、読んでいただいた方のお役に立てた点があれば幸いです。

一緒に受験したみなさんに(そして自分にも)、良い結果が訪れますように。

ここまで読んでいただき、ありがとうございました。よろしければコメントなどを書いていただけたら嬉しいです。また、フォローしていただいたり、スキを押していただければ、更新の励みになりますのでよろしくお願いいたします。


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