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消去する

 「嫌いだから何とか一泡吹かせたい」という血気盛んな気持ちを持って対象への怒りで頭をいっぱいにした生活を送るよりも、「嫌いだから一刻も早く関わりを持たない」という気持ちを持って過ごす方が、新しい方向、とりわけ前を向いて生きやすい。

されたことに対する恨みがあったり、例え憎まれっ子がはばかる世の中だったとしても、言い負かしたり屈服させて事態が好転することはあまり望めない。そのようなマインドを根に持っている人に対峙すればするほど、買い言葉をベースにしたアクションは表層的な恨みつらみのキャッチボールしか生まず、事態はむしろ悪化するばかりだと思う。

人生は短い。嫌いな人に頭のリソースを割きすぎて本来自分にそそぐべき力を削いでしまうことが何よりもったいない。「自分が生きる世界」の中でその人の存在をきれいさっぱりすべて "消して" しまうことが、結果的に自走力を維持することも叶い、無駄な黒い煙も吐くことなく健全である。

「自分はアップデートしました。あなたはいつまでも変わらずそこでやっててください」といった感じで生きていけばいい。

僕なりの持論。今日はこんなところで。


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