何事も、ほどほどに。

先週まで、ほんとうに12月かと疑うぐらい暖かくて、まったく年末感がなかったが、今日になって一気に冷え込んで、実感がわいてきた。

朝から雪がチラついていて、子どもたちもワクワクしている様子だった。今年はじめての雪。積もるほどではないが、日中はずっとパラパラ降っていた。

師走の忙しさで疲れが出ているのか、土曜はやる気も上がらず、ずっとぼんやりしてすごした。「1年」というのは、人間が勝手に決めた区切りでしかないわけだが、そのスパンで生きているせいか、不思議と年末はパワーを使い果たした感がある。年が明けると、また心機一転、パワーが出てくるわけだが。

そんなわけで、残った体力を無理に使わないように、のんびり、ゆっくりしていた。何もしない日も大事だ。無理をせず、自分のペースで、静かにすごす。本を読んだり、絵を描いたり（これはいつも通り）。自然と、動きもゆっくり。よっこらしょ、と何度も言った。

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昨日はよく寝たせいか、今朝は元気があった。午前中に地域のイベント事に子どもたちを連れていく予定だったので、それに合わせて支度をした。

雪が降って、とても寒かったが、子どもたちは元気にはしゃいで、会場に来ていたほかの友達と遊んでいた。

夕方、注文していた新しい万年筆が届いて、さっそく試し書きした。かなり太めのニブで、手帳に文字を書くのには向かないけれど、イラストを描いたり、仕事中に走り書きするにはもってこい、といった感じだ。

来年から、万年筆が値上がりしてしまうので、クリスマスプレゼントと称して、駆け込みで自分用に買ったものだ。少しずつ種類が増えて、用途や気分に合わせて使い分けている。インクを変えるのもたのしい。

はじめて万年筆を買ったときは、金額的にもちょっと勇気が必要だったが、ながく楽しめるし、仕事にも趣味にも使えるので、長い目でみるとコスパがいい気がしている。ただ、深追いするとキリがない世界なので、浅いところをいったり来たりして楽しんでいる。

何事も、ほどほどに。

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以下はおまけの余談。