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AOE2DE ユニーク攻囲兵器

これまでいろいろ書いてきた初級者目線でのユニークユニット記事

今回は攻囲兵器。
最近アップデートで重要な性能が変更になったのでこのタイミングに。
現在実装されているユニーク攻囲兵器は以下。

・オルガン砲(ポルトガル)
・バリスタエレファント(クメール)
・火炎ラクダ(タタール)
・戦闘馬車(ボヘミア)

以下詳細(あくまでNoobRAMの所感です。内容の保証は出来ません)



オルガン砲(ポルトガル)

中世のショットガン

攻囲兵器にしては足が速い

対騎士:△
対歩兵:○
対射手:○

見分けポイント:鉄砲をたくさんつけた台車

大砲の別バージョンみたいな見た目

特徴:大量の弾を文字通りばら撒く攻囲兵器
鉄砲を大量につければ一度に沢山撃てて強いだろ!
という冗談のような発想で作られた兵器。
実際に存在したらしいが装填が遅く重いためあまり実用的ではなかったらしい。
AOE2ではそんな史実の問題点はなかったことになり砲撃手と同じ間隔で発射できる。
他の似たようなユニットと異なり発射する弾はすべてスペック通りの威力を誇るがかなり広い範囲にまき散らすので少数での戦いでは大半の弾が当たらず威力を発揮できない。

遠投投石機より広い範囲に弾をばらまく

本領は集団戦で発揮され、射程防御の低い相手(射手や槍兵など)には広い範囲で致命的なダメージを与えることができる。
逆に射程防御の高い相手には満足にダメージを与えられない。
昔からポルトガルといえばこのユニットという印象だが、アップデートでいろいろと性能が変わり現在の形に。
最新のアップデートで弱体化した後はポルトガル共々あまり見なくなってしまった。

それでも射手中心の軍事編成にしていた場合何もできず壊滅する場合もあるので要注意


バリスタエレファント(クメール)

スコーピオン背負った象さん

象だけあってHPが異常に高い

対騎士:○
対歩兵:◎
対射手:○

見分けポイント:デカい石弓(バリスタ)を背負った象

横には矢筒がついている

特徴:射程が短く攻撃力が低い代わりに圧倒的なHPを誇るスコーピオン
射程も攻撃力も低いため少数での運用ではあまり強さを発揮できない。
このユニットも数がそろってからが本領で、貫通する矢により直線上のユニットすべてにダメージを与える。
数次第ではほとんどすべての近接ユニットを近寄らせずに始末できるほど。
何とか近づいてもHPが非常に高いためそう簡単には倒せない。
スコーピオンより攻撃力が低いが貫通、2発発射という特性でまとまった数がいれば射程防御の高いユニットも難なく倒せる。
一度数が貯まってしまうと投石機以外での対処は難しい。
クメールはハサーも出せるのでこの2種で攻められると厳しい戦いを強いられる。
低レート帯ではこのユニットだけで試合が決まってしまうことも多い危険な存在。

また、なぜか木を破壊することが出来る。
城主の時代に木を破壊できる唯一のユニットなので道、深い森などのマップでは城主攻めを警戒する必要もある。


火炎ラクダ(タタール)

タタールの誇る賑やかしユニット

攻撃力は20ながら攻撃ボーナスを持つ

対騎士:○
対歩兵:△
対射手:×

見分けポイント:干し草背負ったラクダ

人が乗っていないラクダは唯一
移動させると燃える

特徴:足が速く騎乗兵に対して攻撃ボーナスを持つ爆破工作兵
爆破工作兵が攻囲兵器扱いらしいのでこのユニットもそうだと思いこのカテゴリーに。

爆破工作兵や爆破工作船と同じように相手に体当たりして自爆することでダメージを与えるユニット。
タタールの帝王ユニークテクノロジーを研究すると城から生産可能になる。
爆破工作兵と比べると生産コストが高い代わりに基本スペックが向上していて、血統、繁殖も適用されるので優秀に見える。
問題は攻撃ボーナスで、爆破工作兵とは異なり建物よりも騎乗兵に対して大きなダメージを与えるように設定されている。
つまり足の速い爆破工作兵として使用することは困難で、相手のたまった騎兵相手に使うことになると思うのだが、以下の点で相当使いにくい。

・攻撃力が低い(近衛騎士を倒すのに4体必要)
・射撃に弱い(相手に射手の援護があると騎士にたどりつかない)
・攻撃範囲が狭い(相手が騎兵を散開させたらあまり当たらない)

そのため生産コストに見合った戦果を出せることは稀で、まじめな試合で見たことは一度もない。
勝ち確や負け確の試合でネタ要員としてたまに作成している人を見るくらい。
象系のユニットを射手の援護なく密集して使っている時でもない限りは警戒する必要は皆無だと思う。

移動する際につく火もなんかやっつけ感があり、運営側もあまり力を入れていないユニットという印象。


戦闘馬車(ボヘミア)

ガチ硬攻囲兵器

高いHPと射程防御

対騎士:△
対歩兵:○
対射手:◎

見分けポイント:台形の木製箱から銃が突き出している

この見た目からダンボールと呼ばれることも

特徴:高い射程防御とHPを持ち複数の弾を同時発射する攻囲兵器
先に紹介したオルガン砲のように複数の弾を同時に発射する。
こちらはオルガン砲とは異なりほとんどばらけずに着弾するため少数でもしっかりとダメージを出すことができる。

ほとんどばらけずに複数弾発射する

ハスカールと同等の射程防御を誇り、HPも高いので射手では相手にならない。
また町の中心の矢もあまり効かないため、無理やり町の中心を割ることもできる。
騎士のように射程防御の高いユニットに対してダメージが出づらい傾向にあるが、数次第ではある程度対抗できてしまう。
攻囲兵器としてはかなり足が速いので操作感も悪くなく、引き撃ちもこなせる。

投石器が弱点なのだが、1撃は耐えられてしまうので2体以上で当てないと一方的に破壊される可能性もある。

城主での運用が強力で、オープンマップでもクローズマップでも即城主からの戦闘馬車が一時期猛威を振るっていた。
帝王に入ると投石器の射程が伸びることや大砲の登場などアンチユニットが強くなるので運用が厳しくなってくる。

最近のアップデートで城主での性能が下げられ見る機会が減った。
それでも射手やラクダなど低射程防御のユニットを軸にしている場合壊滅的な被害を受ける可能性があるので相手にボヘミアがいたら要注意。
投石器だけはいつでも出せるようにしておいた方が無難だと思う。


ユニーク攻囲兵器は状況次第でゲームを支配する危険なユニット揃い(火炎ラクダを除く)
特に城主戦闘馬車、帝王バリスタエレファントは事前に対策をとっていないと詰みかねないのでボヘミア、クメールが相手の時は対策プランを考えてから挑んだ方がよいと思う。


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