わたしが2023年に挑戦したいことをまとめて書いてみる
ここ数年、仕事や趣味をコツコツとこなしつつもわたしは旅の次に、「何にたいして恋をしようかなあ」といつもぼんやりと考えていた。
10代も20代もずっと、もう私本人すらそろそろ飽きてしまうのではないか…と不安になるくらい、わたしはひたすらに旅を求め、そこ1点に命を燃やして生きてきた。
26歳で会社を辞め、初海外で出かけた世界一周。
とにかく何もかも煌めいていて、嫌なことも重大なトラブルさえも漫画かドラマの出来事のようで「旅をする為に今日この日まで生きていたのだ」と信じて疑わなかった。
そこから気づけば、まるで呼吸をするように自然に世界中を旅するようになっていて、気づけばフォトグラファーとして活動をしていて。
それを螺旋階段のようにぐるぐると、ひたすらに繰り返して気づけば今年で34歳。
後ろを振り返ってみれば、もちろん平坦な道ではなかったけれど、私は今好きな人たちと好きな場所でずっと目標だった「旅をしながら生きる」を実践している。それはとても幸福なことだけれど、わたしはそこから更にひっそりと、先をずっと探していたのだ。
2023年。
ついにこの年、私にはやりたいことがふたつできた。
美しい日本語と写真を海の外の世界に連れ出してみること
まず1つ目は自分が主軸の話。
今続けている「美しい日本語と写真の作品」を海を越え、海外へ連れていってみること。
去年書籍を出版し、国内でポップアップもやらせてもらい、世界の扉も開き始め。「ここから先、写真家としてどうありたいか」考えた時に、この想いが浮かんだ。
それこそ個展をやってもいいし、何かコンテストに応募しても良い。
1カ国目は大好きなタイが良い。2カ国目は次に愛するインドでやってみたい。
とにかく国内にとどめていた活動を、ほんの少しだけ外に広げてみたいと考えている。
「海外で通用する写真家になりたい!」というよりは、自分の作品が何か、新しい物事を連れて来てくれるような予感がしているから。
何が起こるのか見てみたい。自分の身にも心にも、周りにも。
いわば好奇心からくる、小さな実験のようなものかもしれない。
現在リアルの展示ではなく、マーケットプレイスにも作品準備を進めています。こちらも完全に実験ですが、海外でのフォトグラファーの繋がりや、同じく国内で動きを面白がっている方と繋がれたら財産だなあと感じている。
「NFT」を主軸にした新しいコミュニティと世界の構築してみること
もう1つは、NFTのこと。
去年2022年11月には「NFTアート」の部門でわたしもコレクション「ゆらぎ乙女」を立ち上げた。現在ひとつずつ丁寧に作りあげ、38番目までリリースをしている。
NFTの世界は面白い。
これまで繋がらなかったピースを、次々上手に繋げてくれる。
「NFT」と聞いて、すぐにピンとくる人もいるかもしれないし「なんだかよく分からない」と思う人もいるかもしれないし「お金の匂いがして怪しい…」と感じてしまう人もいるかもしれない(最後は少し日本のNFT周りの稼ぐ方へ重きをおきすぎるマーケティングのせいもある気がする…)
だけれどNFTは、
本当に好きなものを好きでい続けるため、
そして理不尽な形でそれを奪われないため、
賛同したい世界に賛同できる個人が、個人を思いっきり楽しむために
力を貸してくれるものなのだと確信している。
そしてNFTの面白さは、その作品に付随するコミュニティの存在だと思っている。
つまり私はNFTにとても可能性を感じている。
「ゆらぎ乙女」は友人と一緒に立ち上げたプロジェクトで、ここから先、メタバースやその他ゲームなどバーチャルの世界で活動を広げていくつもりだ。国を構築したいし、ゆくゆくはその中で経済をつくりたい。
何故ここまで熱く共感しているかというとそれは多分、過去わたしがこのままずっと居続けたかった世界を、すごく理不尽な形で(仕方ないのだけれど)奪われた過去があるからだと思う。
( NFTの説明をここでしてしまうとなかなかそれだけで終わってしまいそうなので、気になる人は書籍やyoutubeを読んだり見てみて欲しい)
とにかく今年私はこのNFTを通じて、あたらしいコミュニティや世界を構築しようと思っている。
私にとって現在、NFTアートはそのほんの入り口なのだ。
(ゆらぎ乙女に関しては今夜22:00~もし良ければお話しするので、ぜひお暇な方は遊びにきてほしい)
もう1つNFT関連で言うと、わたしは自身が中心となる写真のコミュニティをNFTを通じ構築してみたいと思っている。
こちらもかなり私にとってチャレンジなので、多分ちいさなものから。
リリースは春頃を検討しています。お楽しみに。
写真と言葉の力で新しい扉を開く年に
この2つ(3つ)に、私は全力で力を今年注いでみたいと思っている。久々に、数年ぶりにとってもワクワクしています。
ここからどんな世界が見えるだろう。
2023年、思いっきり楽しんでいきます。
いつもありがとうございます。いただいたサポートの一部は書く力の原動力のおやつ代、一部は日本自然保護協会に寄付させていただいています。