【2019.12.15 更新再開】旅のはじまりの地に還って、今までの29年間をひたすらに振り返る【自分史】を作ります
初めまして。世界中旅をしながらコラムやエッセイを執筆したり、トラベルグラファーをしている、古性のち(@nocci_84)と申します。
普段は東京に住んでいますが、現在この記事を、沖縄の那覇市のカフェで書いています。
この後は沖縄の離島に渡り、台湾・岡山・トルコ・バリ...と移動を繰り返していくつもりでいます。どこでも仕事ができる(もはや、旅をしていた方が仕事になる)ので、次に東京に戻る日程はあまりはっきりと決めていません。
世界中をまるでクラゲのように浮遊しながら仕事をする生活をはじめたのは2年前。初めて憧れたのは今から15年程前、高校生の頃でした。
今でこそ旅と日常が交わって、いわゆる「好きを仕事に」しているわたしなのですが、それこそ15年前は、部屋からほぼ全く出てこない、食事よりも睡眠よりもネットゲームの優先度がはるかに高い、引きこもりのネトゲ中毒者でした。
そしてその生活がきちんとクローズしたのは、6年前のことでした。
今年は30歳になる節目の年。
10代、20代とあまり平凡な道を歩けなかった自分だからこそ。何か必要としているかもしれない誰かの元に。メッセージを届けることができるのでは。そんな事を考え、今回これまでの29年間の人生をひたすらに綴る【自分史】を書くプロジェクトを始めよう、作品を作り上げてみよう、と立ち上げてみました。
ただひたすらに、頭の中にある、ありとあらゆる引き出しをこじ開けて、思いを言葉に閉じ込めて、全力投球していきます。
旅の始まりの地、日本の最南端「沖縄県・波照間島」に還って、言葉と写真を綴ります。
初めての自分史。きっと今までで一番、ぐっと集中して執筆するであろう作品。それならば、旅のはじまりの地でどうしても書いてみたい。その思いから、初めてひとり旅をした場所、沖縄県の波照間島という島に戻り。篭って書かせていただく事にしました。
人の数よりヤギの数が多く、夜はさとうきび畑から満天の星空を見上げることができ。どこまでも青い波照間ブルーと南風に抱かれる、それはそれは美しい島なのです。
3ヶ月程で書き上げようかな、と考えつつ、書き出してみると「これは何文字になってしまうのだろう...」と心配にもなったのですが、一応目次を置かせていただきます。
(※ タイトルが変わったり増えたりする可能性もあり)
「拝啓、生涯ネトゲだけして生きてゆくと思っていた私へ」-引きこもりだった私が旅を仕事にするまでの軌跡-
● 目次 ●
・プロローグ
・第1章 | 集団生活への拒否反応からはじまった半生(-12)
- はじめての集団生活と折り紙
- 植物になりたかった頃
- ハムスターと自分を重ねて
- エアーズロックがくれた道標
・第2章 | 初めましてオンラインゲームの世界(13-18)
- 赤面症と王子様
- 現実逃避の開幕
- オンラインゲームとの出会い
- 不登校、はじまる
- ここは魔法使いになれる世界
- 8年間のもうひとりの「わたし」
- 普通の子じゃないのレッテル
- 本屋で出会ったあの人
・第3章 | はさみひとつで。美容師という道(18-21)
- 引きこもりから美容師へ
- 自由に表現すること
- ここが人生の分かれ目
- ピンク色の髪の毛と青い目をした彼
- 美容師と恋の終わり
- 吐き気がするほどの迷走と
- 生涯、もう君以外いらないと本気で思っていた
・第4章 | ひとりぼっちで旅をする自由さと怖さ(22-24)
- さよならとニューヨーク
- はじめてのひとり旅
- セナさんと基金訓練
- Webデザイナーになりたい
- 馬鹿高い授業料と親友
- 手探りで掴み取った白くて真っ黒な就職
・第5章 | 灰色の世界の20代後半戦(25-26)
- 死んだように生きることを決めた1年間
- 思い切り飛び込んだ憧れの会社
- 謎の蕁麻疹と高熱の正体
- 限界とライター業との出会い
- 「働く」ということ
・第6章 | 210日の世界一周の旅へ(26-27)
- 世界一周にいきます
- 初めまして海外
- 月2万しか稼げない
- これがわたしの理想郷?
- お金がない
- 旅と恋
- ネガティブ旅人、誕生
・第7章 | 旅と生きていく覚悟(28)
- ひとりぼっちはもう嫌だ
- 全国巡礼 #旅することばと写真展
- 旅人シェアハウス「えいとびたー」
- 20代最後の旅と片思い
- 人生リセットボタンは押せないけれど
・第8章 | まるで呼吸をするように旅をしていた(29)
- 今世はもう、旅を諦めない人生を送るって決めた
・おわりに
...一体全部で何記事書くつもりなのか。(笑)正直わかりませんが、もうこれでもかというくらいに投球したい。
肩脱臼するくらいの勢いで熱量込めて投げ続けたいです。
「今までの人生で、こんなに文字書いたことあったっけ」くらい、隅から隅まで書いてみたい。旅の写真や、過去の写真も、ほろほろと、載せさせてください。
このプロジェクトに、お付き合いしてくださる方がいれば、応援してくださる方がいれば。そして人生の何か、少しでもエッセンスになることがあるならば。
すごくすごく、嬉しいです。
人生には、リセットボタンはついていないけれど。自分の意思で、コンティニューはできる。 夢を叶える権利もチャンスある。誰にだって平等に。 そんなメッセージをお伝えできれば幸せです。
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9.22追記:更新はじまりました。
ここまで読んでいただき、そして興味を持ってくださりありがとうございます。
この作品が、目の前にいるあなたの(そして他の誰かの)心にぽっと何かを灯すものでありますように。
それでは今日も、良い旅を。波照間島にいってきます。
いつもありがとうございます。いただいたサポートの一部は書く力の原動力のおやつ代、一部は日本自然保護協会に寄付させていただいています。