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『ピアノの森』へ

NHK制作のピアノの森。一色まことさん作。
1998年連載スタートの漫画だ。

今日は友人でピアノ友達のRさんと一緒に『ピアノの森』のコンサートに行ってきた😊

町外れの「ピアノの森」で育った少年海(カイ)の物語。はじめは楽譜すら読めないカイが周囲を取り巻く人々によりピアニストとしての才能を開花させていく過程を描いている。

作中に登場する天才中国人ピアニスト、パンの演奏を担当したのがニュウニュウさん。
去年もこのコンサートに行き、雨宮修平のピアノを担当した高木竜馬さんのピアノを聴いたが、今回はニュウニュウさんのピアノの森。

ニュウニュウさんと初めて出会ったのはYouTubeの動画。去年参加したコンクールで弾いた曲、メンデルスゾーンのロンド カプリチオーソはニュウニュウさんのピアノだった。

この動画、何回聴いたことか‼️

なので少しばかりニュウニュウさんには思い入れがある。

今回はショパン中心のプログラムで、好きな曲ばかり。

穏やかで優しく丸い音と激しく切り立った音が同じピアノから流れてくる。若々しくてエネルギッシュな演奏だった。

ニュウニュウさんの手の動きが見えたけど、その速さのせいで手が霞んでた笑

あんなによく指が動くものだ。

そして今回、日本語でトークしてくれた。あんなにも流暢に日本語を話してくれるなんて‼️

演奏するより日本語でのトークの方が大変だったのでは❓なんていうのはいらぬ心配か。

アンコールは坂本龍一のenergy flowとベートーヴェンの交響曲5番(第一楽章)。

ニュウニュウさんが弾くenergy flow、素敵だった。その静かなenergy flowからのベートーヴェン。交響曲をピアノ一台で表現するなんて、なんて大胆でチャレンジングなんだろう‼️

そしてさらにアンコールに応えてくれ、ベートーヴェンからリスト、ショパンまで様々な曲をアレンジしひとつにまとめたものを弾いてくれた。

これが圧巻‼️

もう会場にいた皆さん、ニュウニュウさんの虜になったんじゃないだろうか。

コンサートのあと、会場の外には彼のサインを待つ長い列ができていた。
(サインはCD購入特典☺️)

私も並べば良かったかなと思いつつ、またニュウニュウさんのピアノを聴きにくればいいのだ、とも思った。

今回弾いたなかに私が子供の頃弾いた曲もあった。

こんなに難しい曲だっけ?
いやいや。

ピアニストが弾くと何十倍にも美しくて素晴らしい曲に聞こえるんだな。

ということは、いま取り組んでいる曲も弾きこなす領域になれば素晴らしく素敵に聴こえるということだ笑

昨日からハイドンのソナタを弾き始めた。バッハも引き続き頑張ろう。
この曲も人に聞かせられるぐらい上手く弾けるようになりたい。

音楽のある生活、幸せだ❤️


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