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自分とは違う価値観を知るというのは簡単だけど

3月の終わりごろ、少しずつ春の訪れを感じつつ、まだ寒さをたまに感じる休日の昼。

キーボードを打っている指先が少し冷たい。
そんな今、オードリー若林さんが執筆されたエッセイの『ナナメの夕暮れ』を読み終えた。

パートナーが買って、日本にいる私の自宅に届いた本だが、ドイツにいるパートナーが「帰国したら読むから」という理由で私の家に届くようになっている。

たまに予告なく物が届くこともあるので驚くが、こういうことも「人と生活する」というこのなのだろうと自分に言い聞かせた。今ではそれも少しずつ慣れてきた。

この本はパートナーがラジオを聴くことを好んでいることから読んでみたいと購入したらしい。

ラジオもあまり聞かないし、お笑いもそこまで見ない私からすると、あまり興味がないジャンルの本だった。

しかし、せっかく届いた本をただの置物として保管しておくには勿体無い。そんな軽々しい理由で読み始めた。

昨年の12月に発売されたらしいこの本は
オードリー若林さんのエッセイを収録した本だが、
独特の思考からくる世界観と視点で新たな刺激をもらった。

普段なら読まない本を読んでみることで視野が広がる

…というのはやろうと思うのは簡単だけど、案外できないことだったりする。

ましてや今はまだ一人暮らしの私だから
自分の居住空間には自分の好きなものしか集まっていない。

他の人と暮らしている人たちは
このように自分以外の価値観も織り交ぜながら暮らしているのか。

そう感じると、一人暮らし歴が長い私にとって
誰かと暮らすことはかなり大変そうに感じてくる。

自分以外の価値観と擦り合わせながら
今日の予定を決める、
物を買い食事をする、
音楽やテレビや映画などのエンタメを決めて自宅で過ごす、


こう考えてくると
今更ながら一人暮らしを続けたいとも思ってきた。

これを職場の先輩方に話すと
「家族ってそういうものよ」という返答が必ず返ってくる。


分かっているつもりなのだが
なぜか自分を納得させることができなかった。


自分を納得させることができる言葉は今でも見つからない
きっと一人暮らしの間には見つけられず、
パートナーと暮らしてから見つかるんだろう。


そんなことを思いながら綴っていると
ようやく寒すぎてキーボードをうまく打つことができなくなってきたので
ここまでにしておこう。

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