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猫と健康、手作り食

とても新鮮なお魚が手に入ったので、
猫用の食事を久々に作りました。

以前、獣医である須崎先生の猫に手作りごはんという本に
影響を受け、時々ですが、猫の手作りご飯の日があります。

猫は今やもう家族同様の存在となってしまいました。

猫についての健康や、
いつか死を迎える、といった
ことも考えてしまいます。

できることはなんだろうか、
いろいろ考えました。

自分なりの一つの答えですが、
どうせいつか死ぬなら、
うまいもん食べさせて、
少しでも楽しい人生だった、と思えるようにしたい。


そんなわけで、無理のない範囲で
手作り食を取り入れています。

須崎先生によると、
気を付ける食材等を意識すれば、
あまり神経質になって手作りするほどでもないようです。 

厳密に栄養価を気にする必要はない、
猫は人と同様、それぞれ個体が違う。

身構えず、気楽に手作りご飯を用意してあげたらいい、と聞きました。

今回は採れたて小アジと
有機オートミール等を煮込んで作りました。

仕上げに、自家製の菊芋パウダーを少し、
鰹節を削って入れます。

この削りたての鰹節が、かなり好評のようです。

ゆっくりと、舐めるように全て食べるのが印象的です。

手作り食で気をつけることは、
鮮度です。 

作り置きがききません。
翌日の持ち越しは、味が落ちるのか、
あまりおいしそうにはたべません。

材料も、鮮度が落ちて半額セールのような魚は、ダメですね。 

匂いをかぎ、
食べるのをやめるような、
仕草を見せることもあります。

ちなみに、今回の猫用ご飯は、
自分で味見をしても、
かなり美味しいと思いました。

ポイントは削りたての鰹節です。

鰹節は一見贅沢に見えますが、
実は自分用に使用しているもので、
一本あれば、何ヶ月も持ちます。

誰だか忘れましたが、ある社長さんが、日本で最も美味しい食べ物だと
言っていました。

削りたての鰹節に少し醤油でもかける。
ご飯でも納豆でもなんでも合います。

そのため、鰹節削り器が大活躍しています。

猫のために鰹節、
ってやりすぎかもしれませんが、
飼い猫に毎日カツオブシを削っている話を聞きました。


どうせなら、体に良くて美味しいものを食べて、長生きしてもらえればとおもいます。

長期熟成の鰹節は、
立派な発酵食品です。

なお、削りたての鰹節は、
パックに入っているものとは鮮度/味が異なります。(ガスで充満してパックしています。)

意外なことですが、鰹節は
随時けずると安上がりです。
しかも断然おいしいです。

手作りごはんに鰹節を入れると、
ゆっくりと、味わって食べているのか、
美味しそうに食べているように見えます。

できれば、毎日手作りご飯で
いければ良いのですが、
さすがに手が回っていません

一般的には、市販のキャットフードが
良いと聞きます。

獣医の須崎先生のお話を読めば、猫であろうが、人と同じような生き物だと考えるようになりました。

総合栄養のような、計算されたフード、
カリカリばかりじゃなくて、
美味しいものも食べたいだろう、って思います。

手作りは、あとあとの掃除は増えます。

ただ、手作り食の食べ方を見ていると、
猫の性格も穏やかに見えます。

ゆっくり、永遠と舐めるように食べます。市販のフードのように、
ガッツガッツした感じは皆無です。
この本で猫への考えが変わりました。
削りたての鰹節がこの世で最もおいしい、と言う意見には納得します。
削るひと手間、大事にしたいところです。
少しだけで、香りがします。
少しまぜます。一気に風味が良くなります。

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