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アーバンアウトドアについて

最近の自分のなかで大事っぽいと感じているキーワードに「アーバンアウトドア」がある。いわゆる山や川にいかなくても、都会の中であっても、うっかり忘れがちだが、僕らはそもそも自然環境の中で生きている。アーバンにあってもアウトドアに生きているのだという覚悟をアーバンアウトドアという語に込めている。

今年も、3〜5月の京都は気候がやたら不安定だった。夏日になったかと思えば、翌日は冬のような強い風が吹くし、大雨も雪も降った。春は穏やかな気候、みたいなことはなくて、全体で平均すれば確かに熱くも寒くもないのかもしれないが、一日一日でみると、気温や湿度のグラフのトゲが鋭角であるのだ。

この状態に無防備に体をさらしていると体調が悪くなる。例えば富士山にジーパンとサンダルで登るといえば、そんな無茶な、となるはずなのに、アーバンにいると油断して、そんなことをうっかり忘れて生活してしまう。

こういう不安定な環境の中で体を快適に保つのが装備の役割だ。ウルトラライトの提唱者であるレイ・ジャーディンも、人は「快適でなければならない」と名言を言っている。未だに我慢せよみたいな美徳がある中、「快適でなければならない」なんてなかなか誰も言ってくれないので、この教えは大事にしたい。

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