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ついに『今日もレストランの灯りに』発売されました!

このバイト日記、本になりますよ〜とアナウンスしてからかなり時間が経ちましたが、ついに本日、『今日もレストランの灯りに』(イースト・プレス)となって発売になりました!

全国の心優しい書店さんに置いていただいているはずです。

シェフインタビューも含めた3章の書き下ろしと、後日談や大幅な加筆がありますので、ぜひ一家に一冊、よろしくお願いします。

さっそく温かい書評も

早速、温かい書評を書いてくださった方たちもいて、感無量です。

小児外科医で作家でもある松永正訓先生は「灯り」という言葉に込めた意味を汲み取ってくださいました。プロの作家でもある先生に文章も褒められて私は有頂天になっています(とても単純)。

BuzzFeed時代に隣の席だった元同僚で、すっかりうちの店の常連さんにもなってくれているnoteディレクターの鳴海淳義さんもnoteにレストラン評&書評を書いてくださいました。

料理や店の雰囲気に愛情たっぷりなのがスタッフとしてとても嬉しい。一緒に仕事をしていた時と私の表情が変わった、という指摘はドキッとしました。短気で喧嘩っ早いのは相変わらずで、シェフと衝突する原因にもなっておりますが……。

そして作家の青山ゆみこさんは、読み始めにもかかわらず早速noteで、本の感触を書いてくださいました。


岩永さんがいろんな人や状況を目にして、「ほうほう」と呟きながら、時折目をキラッとさせたり、考え込んだりしている姿も目に浮かんだり。

まさにそうなんですよね。気になるエピソードや言葉、表情がある度に、エプロンのポケットに入れてあるスマホでメモをして、それを元に書いている原稿なんです。忙しくてメモが取れなかった時は、バイトの帰り道で立ち止まって10分ぐらいメモ書きしていたこともあります。

小さなレストランから、想像していた以上に、たったいまのリアルな社会がぐいぐい見えてくる。

これもまさにその通りで、どんな場所でもその時代や社会が反映されているものですよね。そのあたりは私が報道記者なので、ついそんな視線を向けているのかもしれません。

とにかく、感想をいただけると著者として最高に嬉しいです。もしこの本を読んでくださった読者のかたがいたら、ぜひnoteでも何でも感想をお寄せいただけると幸いです。そして、ぜひお店にも食べに来てください。金土日のディナーの時間はだいたい入っていますので、私がもれなく暑苦しい接客をいたします。

この温かいレストランにいらっしゃいませ


こんな素敵な本が出版できたのも、全面的にご協力いただいたシェフをはじめとするスタッフの皆さん、常連さんの皆さん、担当編集者の林志保さんら本作りに関わってくださったすべての皆さんのおかげです。

どうかこの店の温かさ、この本を良いものにしようと頑張ってくださった皆さんの優しさが、読者の皆様にも伝わりますように。

それでは本の中とリアルなお店で、皆様のお越しをお待ちしております。

左から本の完成を喜ぶ筆者の岩永、担当編集者の林志保さん、シェフ、写真家の山本マオさん。

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