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ドイツ イギリス フランス 10日間の旅 1日目 フランクフルト編

皆さま、こんにちは。
旅とカメラについて語っていきます。

海外には30回ほど行きましたが、フィルム時代より一眼カメラ(一眼レフ機もしくはミラーレス機)のみで撮影してきました。

最新のハイエンドスマホのカメラは画像処理性能が非常に良くなり少なくともスマホ画面で見るだけなら十分だと思いますが、一眼デジタルカメラへのこだわりなども記載してます。

旅程は、まず羽田空港からフランクフルト空港へ飛び、ICE鉄道を乗り継いでドイツ国内を周り、ヒースロー空港経由ロンドン滞在。ユーロスターでパリへ行くという10日間の旅でした。ちょっと弾丸旅行気味だったかもしれません。

この旅は、コロナ前に夫婦で旅行した時のものです。

写真は、羽田空港に着いて、まずはお決まりの写真です。出発便の案内板。
マイルはUAのマイレージプラスに集約しているため、スターアライアンス・グループのANAです。機体はB-777です。
イギリス人が日本からのお土産で喜ぶものが、日本仕様のキットカットです。桜バージョンや抹茶バージョンがあり、味はともかく珍しくて大変ウケが良いようですね。

いきなりの1時間遅れで、ドイツでのスケジュールが最初からくるってしまいました。エンジン・トラブルなら仕方ありませんが、エンタテイメントの映像関連のシステムの故障で、日本の航空機なんだからもっとしっかりしてよ、と言いたくなりました。

液晶はタッチ式の大画面ですが、この時の機体のシートは液晶がシートに固定されているため、背もたれが後ろにリクライニングできません。座席が前に繰り出してリクライニングするタイプです。これ以前のものは背もたれが後ろに倒れました。
ほぼ満席
離陸後、すぐにドリンクサービスがあります。
赤白ワインを頼みました。
おなじみの雲の絨毯です。
機内食のランチは2種類から選べます。機内食としては、まずまずの味でした。

♪ フォトコラム ♪
機内食の撮影は、飛行機が揺れている時はブレブレとなるため、カメラボディ内に5軸手振れ補正というものが内蔵されている方がブレずに撮れます。
あと、レンズの最短撮影距離というのも大事で、これが30cmもあるとレストランでは中腰になる必要がありますが、機内食ではトレイもあり、シートベルトも着用していると立ち上がれず撮影不可となってしまいます。

ヨーロッパの田園風景はのどかで、
屋根の色も統一していますので可愛いです。
2回目の食事は日本時間だと夕食ですが、現地時間だとお昼すぎなので2回目のランチとなります。和洋選べて、和食にしました。
行きの便は昼便だったこともあって全く寝ることができず、12時間がとても長く感じました。そろそろ到着です。
入国審査へ向かいます。
飛行機の写真を撮っていたら誰もいなくなりました。

フランクフルト空港の真下にドイツ鉄道(DB)の窓口があり、ジャーマンレイルパスをバリデイト(有効化)してもらいます。ドイツ語で考えていたものの、流暢な英語を話す若いお姉さんで助かりました。

空港下の駅はいわゆる在来線でSバーンが走っていますが、ICE(ドイツの新幹線)を利用するため、連絡通路を通って7分くらいでホームに到着。

ドイツ鉄道の窓口(これは連絡通路途中の窓口)
フランクフルト空港駅
ホームにはスタバがありました。
ドイツには至る所にスタバがあります。

列車のホームは直前に変更になることがあります。また、遅延もしばしばあり、日本の新幹線の定刻発車をイメージしているととたいへんな事になります。
自分たちの乗る予定のICEは18:02発でしたが、25分遅れとなっていて、航空機到着の遅れで本来間に合わなかったはずが乗れることになりました。

「フランクフルト中央駅」
重厚な感じのドイツらしい駅舎です。
ICEにはいくつかタイプがあり、
初めて乗ったものは旧型でした。
午前中、雨天だったためか汚れがひどいです。
駅にはマクドナルドが大概ありますね。ドイツのイメージがちょっと・・ですが。
フランクフルト駅構内には、いろいろなお店があって本屋さんもあります。日本の本屋さんとまったく同じ様子です。
ドイツ鉄道DB(ドイツ・バーン)の券売機です。これを使うには事前の予習が欠かせません。窓口でも買えるのですが、ドイツ人は日本のみどりの窓口と違い、その場で係員と話しながら決めることが多いので、結構時間がかかります。
駅舎の正面はいかにもドイツという雰囲気が漂いますね。

♪ フォトコラム ♪
このような写真は中心に立って水平に撮らないといけないのですが、クセで右肩が上がったり下がったりするので水準器を表示させると便利です。

普通の道路かと思って渡ろうとすると、突然市電が来て引かれそうになりました。(*_*;

かの有名(悪名?)なカイザー通りです。まだ夜7時くらいなので大丈夫ですが、治安の良いドイツの中で危ないと言われている通りです。新宿歌舞伎町に例えられますが、パリのようにスリや追いはぎがいるわけではなく、酔っ払いと薬をやっていそうな人たちと不良っぽい感じの人がたくさんいます。

しかし、ホテルがカイザー通り沿いなので、ここを通らざるを得ません。

ホテルはきちんとしたビジネスマンも泊まる宿でした。日本人出張者も結構いました。
カイザー通り側の部屋で、深夜2時頃でも大勢の若者が歩いていました。

♪ フォトコラム ♪
ホテルの部屋は、入室時にくつろぐ前に先ず一通り写真を撮ります。カメラの標準レンズの広角側の多くは24mmから28mmですが、それだと部屋の一部しか写りません。
今回は広角用に18mmレンズを持って来たので全体が収まりました。
スマートフォンのカメラの標準レンズは現在は28mmが多く、iPhone 14は26mm、iPhone 15は24mmとより広角になっています。それでも狭くて後ろに下がれない部屋撮りでは、広角レンズが必要になります。

夏のヨーロッパの日は長く、その分旅行ではお得感があります。既に夜7時を回っていましたが、8時まで開いているニコライ教会と大聖堂(カイザードーム)を歩いて目指します。途中EU欧州中央銀行がありました。

レーマー広場にあるニコライ教会です。1290年に建てられ、第二次世界大戦の爆撃を免れた数少ない歴史的建造物です。
ドイツの教会内部はシンプルな内装のものが多いです。
シックなニコライ教会のステンドグラス
威風堂々たる大聖堂(カイザードーム)
皇帝の選挙場で10人の神聖ローマ皇帝の戴冠式が行われました。
大聖堂(カイザードーム)
大聖堂(カイザードーム)の塔に上ることができるようです。その申込み窓口。
旧市庁舎レーマー
レーマー広場。
何かイベントが行われるようで、作業トラックやテントが張ってありました。
パウルス教会
夜8時を過ぎて、少しずつ日が落ちていきます。
ショッピング通りの最先端の
マイ・ツァイルビルです。
斬新な建築で100店舗が入っています。
カメラショップもありました。

♪ フォトコラム ♪
日本国内ではPanasonicカメラのシェアは小さいですが、欧州では4大メーカーの一つで人気が高いようです。SONYとPanasonicはカメラ以外で知名度が高いからでしょうか。逆にNikonとCanonはカメラに興味のない人はそのブランド知らないかもしれません。

マイ・ツァイルの内部

ドイツの家電店は陳列、店員の対応など、まったく日本の量販店と同じ感じでした。笑顔で手もみしながら声をかけて来る点は日本よりもおもてなし度が高いかもしれません。
いくつかのお店の前に、日本だとガードマンが立っている代わりにスーツ姿のセキュリティの人がいます。店内の写真はNGでした。

ハウプトヴァッヘのレストラン
カタリーナ教会
ゲーテハウス

ゲーテ広場・ゲーテ像かと思いこんでいましたが、これは活版印刷を発明したヨハネス・グーテンベルク像です。ゲーテ像はこの数十メートル先でした。

「シュタイゲンベルガー・フランクフルター・ホーフ・ホテル」

17年前に出張で宿泊したので懐かしくて立ち寄りました。

明日はハイデルベルクに向かいます。


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