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就活備忘録

おはこんばんにちは。しがない理系大学院生です。就活備忘録、書いていきたいと思います。ホントは最初に書こうと思っていたけど日記やら漫画感想文やらをお試しで書いているうちにすっかり忘れていました。

そもそも何で就活備忘録を書こうと思ったかというと、就活やりながら思ってた「就活クソだな~」って気持ちを文章にしたら面白いかなっていうのと、就活でES(エントリーシート)を書いているうちに文章書くのが楽しくなってきたからです。

あと、就活についてネットで調べると意識高いブログとかサイトとかばっかり出てきて、「世の中の就活生絶対こんな意識高くないだろ」って思ったという理由もあります。

どんな感じで纏めたら読みやすいか試行錯誤しながら書いていこうかなと思います。

基本スペック

備忘録を書くにあたり、わたくしのスペックを書いておきます。

年齢:22卒の年
中高:神奈川の中高一貫私立
大学:都内私立理系大学院・機械系
研究:宇宙機の軌道力学
サークル:テニス、キャプテンもやってた
バイト:スーパーずっと、家庭教師経験もあり

まあどこにでもいそうな量産型大学生ですと。

時系列順に思ってたこと

大学2年
3個上の仲良かった先輩がインターンとか行ってるのを見て、将来自分も就活するんだなあと思う。まだ何も始めていない。

大学3年前期
3個上の先輩が5月6月くらいで就活終わらせてるのを見て、そんな感じなのか~と思う。サークルが忙しかったので時間の多くをサークルに割いていたが、これが将来就活で活きるとは全く思っていなかった。

大学3年後期
4年で就職する同期がインターンとか行ってるのを見て、就活ってこんな事するんだというのをちょっと感じる。

大学4年前期
サークル同期で文系の人とか院進しない人たちが就活本番だったので、将来の練習も兼ねてwebテストやってあげたりした。人のwebテストは何のプレッシャーもなく出来るのでやり得だなぁとか思ってた。ここでwebテスト10個ぐらい受けて、難易度的にwebテ用の勉強はしなくていいやと思った。中学受験した時のテクニックが活かされてると感じた。研究室の先輩が長期インターン行ってるのを見て自分も来年行った方が良いのかなと思ってたり。

大学4年後期
特に無し。卒論書いてた。

大学院1年前期
そろそろ同期からインターンとか考えだしていたので、自分も夏インターンへ向けて色々調べたりしてた。まだそこまで本腰入れてはいない。別にどの時期も本腰なんか入れてないけど。

大学院1年夏休み
夏インターン本番。同期が何個かES出したって話を聞いたので自分も何個か(3、4個?)出した。この時は業界研究とか全然できてなかったので、とりあえず選考が早くて研究室の先輩も行ってたコンサル系のインターンにES出してみた。メーカーとかもちょこっと出してみた。

結果は殆どES落ちだった気がする。この時点で夏はインターン行かなくていいやと思った記憶。ESと面接をちょっと体験できただけでもヨシ!って思ってた。

大学1年後期
実はこの頃少しだけ公務員試験の勉強をしていた。技術系公務員というものがあるのを知って、ちょっと興味を持ったので技術系機械の科目(材力・流体)とかの復習をしてたりもした。ただ勉強していくうちに文系科目(政経・歴史とか)があまりにもやる気上がらないのと、公務員の仕事忙しそうなのに給料そんな高くないし仕事そんなに面白くもなさそうだな(※個人の感想)と思ったので、途中で断念した。ただ、試験勉強はwebテストの勉強に多少なったかもしれない。

冬インターンが近付いていたが、この時自分は「インターンって何しに行くんだ?」って思ってたのでどこにも申し込まなかった。ESすら書いてないです。ちなみに就活終わった今でも「別にインターン行かなくても困らなかったな」って思ってます。

ちなみにこの時期はめっちゃテニスしてた.Nintendo Switchも買った。危機感などない。

大学院1年春休み
2月

コンサルとか早めに選考が始まる所はもう2月くらいに始まったので、そういう所は2,3個ES出した。でもそこまでコンサルに行きたいって熱意があったわけでもないので大体ESか1次面接で落ちた。特に何も感じなかった。

先輩が働いているメーカーも受けたが書類通って1次面接落ち。この会社は給料とかの労働条件は良かったけど、まだ就活に本腰入れてなかったので落ちてもそこまでショックではなかった。

3月
いよいよプレエントリー解禁。プレエントリーだけならタダだし色々エントリーしてやろうと思って、この時期から業界研究を始めた。多分ホントは遅すぎる。

この世にはいっぱい企業があるんだなぁって思いながら、BtoBからBtoCまでメーカーを中心に色々見てプレエントリーしてってやっていた。ESとかSPIとかのスケジュール管理は大変だなと思っていた。あとメールの管理がくそめんどくさいなって思った。

4月
引き続き面接とESとSPIと…ってやっていた。面接も何回かやって段々慣れてきたな~って感じ。

ここで事件.学科の取り決めで、学科の推薦リストに入っている企業は絶対に学校推薦を使って応募しないといけないという事を知る(自由応募不可)。これの腹立つところは、リストに入っている企業は基本的に併願できず、5月頭には1社に絞らないといけないという仕組み。でも推薦を使ったからといって絶対に受かるわけではない.(実際学校推薦で進めていた企業に最終面接で落とされた)

しかも有名メーカーはほぼこのリストに入っているという。なんでこんな縛られなきゃいけないんだと内心かなり腹が立っていた。

5月
前述したが、学校推薦を使って選考を進めていた企業に最終面接で落とされた.1次2次とトントン進んでいたので正直結構焦った。夜のバイトの直前に落選連絡が来たので、バイト中はずっと「どうしよどうしよ💦」みたいなことを考えていた.でも仕方が無いので、再び学校推薦を使う企業を選び直し、急ピッチで進めた。

ここで学校推薦が初めて役に立つ。学校推薦を使うとOBの社員の方がサポートしてくれるという特典があったので、存分に活用させてもらった.ESの添削や面接練習までしてくださって、非常にありがたかった。

そして5月終盤、第一志望の事業所の配リク面談。対策はしっかりしたし、元々喋るのが苦手でもなければ面接で緊張するとかもないので、別に特別焦ったりはしていなかったが、直前の説明会に結構な人数が参加していたので、倍率高そうだなぁ…落ちたら困るなぁ…とはずっと思っていた.

面接自体は特筆すべきことも起こらず、普通に終わった。

6月
先の面接の結果は1週間後ということだったので、その1週間はずっと気が気ではなかった。別に落ちたら就浪確定とかではなかったのだが、ここを落ちると興味ない事業かつ遠い所での勤務になりそうだったので、心底落ちたくね~~~と思っていた。

ちょっと早く連絡来たりするのかなとか思っていたけど、ほんとに丁度1週間後の夜8時に連絡がきた。結果は……


合格!!


自身が無かったとかではないが、合格と言われたときは嬉しくて連絡をくれた社員の人に「マジっすか!!??」と言ってしまった。ここ1年で2番目くらいに嬉しい出来事だった。

就職先が決まったのも勿論嬉しかったが、就活という真綿で首を締められているような期間が終わったのが嬉しすぎた。一応最終面接が残っていたのだが、事業所面接に通ればほぼ100%受かるという話だったので、実質就活終了だった。

これにて就活はめでたく終了。結局内々定を貰った企業はここの1社だけだった。スマホのスケジュールを見ても、6月以降スッカスカで笑ってしまった。

まとめ
情報収集は早めにやっといた方が良い。これに尽きる。

あと、自信と意思はぶれないようにした方が良い。「ここでいいかな?やっぱこっちがいいかな?」とか「ESこれでいいかな?」とか考えてるだけ無駄。なるようにしかならん。

ちなみに就活終わった今でも就活くだらなかったなと思っている。モチベ高い人はインターンいっぱい行ったりしてたけど、どうせ1社くらいどっか受かるやろと思ってる人はそんなやらなくても良いと思う(個人の意見)。

あと、自分は遅くはないくらいのタイミングで終わったからそこまでメンタルは削れなかったけど、もしもっと続いていたら結構病んでたような気がするので、メンタル管理はしっかりした方がよさそう。

就活対策

就活で絶対に通る、自己分析・業界研究・ES・webテスト・面接をこなす時に何をしていたかを書いていこうかなと思う。自分がこれらの事をするときに何かサイトを参考にしたりとか、セミナーを受けたりとかは一切やっていない

自己分析
※※※以下、個人の意見です※※※

自己分析なんか20年以上生きてきた中でやってない方が悪い。というか、人生で選択の場面になった時にどういう事を考えて、どういう所を重視して生きてきたかを的確に知っていれば自己分析なんか特別にする必要なんてないと思う。なので自己分析シートなんか当然使ってないし、文字に起こしてもいない。

例えば何か選択をする必要があった時(文理選択とか学校選択とか)、「やりたい事」を選ぶのか「得意な事」を選ぶのか「自分の能力にあった事」を選ぶのか、とか。例を挙げればいくらでもあるが、自分の選択の根拠を人生を振り返ってはっきりさせることが自己分析だと思っている。そうすれば勝手に自分の性質が浮かび上がってくると思う。

業界研究
良く調べる。これしかない。検索サイト使って「メーカー おすすめ」「メーカー ホワイト」「メーカー 大企業」とか調べてみると、全然知らない企業だけど福利厚生が良い企業とか山のように出てくるので、時間を割いていっぱい調べるのが良いと思う。調べもの大好きな自分はこの作業結構楽しかった。

ES
普通に聞かれたことを書くだけだが、友達のESを読んだらこいつ日本語やべえなみたいな人結構いたので、文章書くの慣れてないと難しいのかも?接続詞の使い方すら怪しいレベルの人はもっと文章読むなり書くなりした方が良いぞ。文章を短くまとめる練習にはtwitterおススメ。ちょっと横道にそれるが、メモに書いた文章をスクショしてTwitterに載せる人、本当にセンスがないと思うしtwitterへの冒涜だと思うので、長い文章はブログにでもnoteにでも書いてほしい。140字内にまとめるから面白いのに。

ただ、企業の方に添削してもらったときは、意外と改善点が見つかったので、余裕があれば大人に見てもらうと良いと思う。自分の伝えたいことが客観的に見ても伝わっているかを判断してもらうのは大事。

あと、毎回項目全部書くのは愚かしいので、1回書いたESは全部保存しておいた方が良いし、できたら項目別にまとめておいて、更にできたら字数で分けておくと、毎回コピペしてちょっといじるだけで良くなるので格段に効率が上がる。

Webテスト
対策はしてない。言語はフィーリングで、非言語は中学受験の時のノウハウで全部乗り切った。英語は知らん。院に行かない友達の就活の時にwebテストやってあげたので、慣れない形式で慌てちゃうみたいなことはなかった。まあたまたま自分が受けたところがwebテの比重が軽かっただけかもしれないので、高得点が必要な人は勉強しましょう。

面接
これが一番大事、多分。
面接で大事なことは1に対策2に対策だと思った。

対策として自分がやったのは、ネットで「○○ 1次面接 内容」とかで調べて2,3個の口コミから聞かれた内容を全部メモ、それぞれに対して答えを全部用意した。更に、自分のESで書いた内容から深掘りされそうな内容とか予想されうる質問も考えて、それに対する答えも全部wordにまとめた。自分の代はほぼオンライン面接だったから考えた答えを暗記する必要はなかったけど、オフラインだとそれもしなきゃいけないとなると中々大変そうだ。

これでテンプレ質問はとりあえずOKとして、後は予想外の急な質問をどう捌くかだが、これにはいわゆる「」をはっきりさせておくことがどうしても必要であるように感じた。というか、話に一貫性を持たせる必要があるから、根幹になる考え方とかはしっかり持っておかないとどうしても即興で話した時にブレが生じて、そういうのは結構粗になって出てくるような気がする。毎回自分が喋る内容を100%頭の中で推敲して、前に喋った内容と一貫性があるように喋れるくらい頭のいい人だったらいいのかもしれないが、普通の人は「頭が真っ白になった時に咄嗟に思いつく内容」をはっきりさせておくことが大事だと思ったし、それが即ち自分の「軸」であるように思う。これは思考訓練みたいなもので、いつも自分がどういう風に考えているかを意識しておけば、自然とふとした時に出る内容は分かるようになるし、毎回同じような事を喋れるようになる気がする。

総まとめ

就活に必要な物は「強い自信と意志」「早めの情報収集」「割り切り」だと思った。

①強い自信と意志
 自分のやってる就活はこれでいいんだ、自分の人生はこれで良かったんだと思う自信がすごく大事。自信があると冷静にもなれる。自分は謎の自信があったのでインターンに1個も行かなかったし就活も3月までほとんどやらなかったし、それまでの判断に後悔はなかったのでもし全落ちしても仕方ないと思って受け入れていたと思う。

②早めの情報収集
 「気付いたらエントリー終わってた」みたいなのとかホントに目も当てられないので気を付けましょう。

③割り切り
 就活の倍率って低くても10~20倍くらいらしいので、1個や2個落ちたってたかが知れてるし、所詮運ゲーである。倍率20倍のところを20個受けて全落ちする確率は36%くらいだから、分の良いじゃんけんしてるくらいに思っておけばいいんだこんなもん。じゃんけんだって2回に1回くらい勝つだろって話。

最後に

これは自論だが、人生なんて大体は運ゲーだと思っている。もし運の下振れを引いても「なんだこのクソげーはよ」って思うくらいの気概で生きていけばいいと思う。今のところどうしても耐えられないほどの下振れを人生で引いたことはないが、もしそうなった時に自分がどういう決断をくだすのか、今から楽しみである。

ここまで読んでくれた人へ
乱文駄文だらけだったと思いますが、読んでくれてありがとうございました。少しでもこれからの就活生の参考になれば幸いです。

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