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2024年J2各クラブの新体制発表会について調べてみた(番外編)

皆さん、こんにちは。野村です。

前回まで、2024年J2クラブの新体制発表会、そして私が応援するレノファ山口の新体制発表会について記事にしました。

今回は、番外編として、J2以外のカテゴリのクラブも含めて、個人的に印象的だったクラブの新体制発表会と、個人的に注目したポイントを独断と偏見でnoteしたいと思います。


J1

北海道コンサドーレ札幌

札幌ドームにお金を払ったサポを入れているだけあって、ショー要素が強いですね。ネーミングライツはどうなるでしょうか。

クリエイティブディレクターの相澤さんが作るユニフォームと紹介動画がかっこよすぎ(42:33〜)。1,000点。パリコレに進出しちゃったし。ファッションとコネクトできるのは強いよなあ。

鹿島アントラーズ

今年は小学生以下全試合無料らしいです(22:35〜)。素晴らしい。鹿島って毎年クラウドファウンディングやっていますが、今年はその成果として、クラブハウスに食堂ができるそうです。

クラファンに頼らなくてもいいけど、レノファ山口のクラブハウスにいつか食堂を。そのうち各クラブのクラブハウスについても調べてみようかな。

FC東京

鹿島との対比になるかもですが、FC東京は今年、U-12チケット(ワンコイン)を設定するそうです(30:00〜)。ファン作りはもちろん、属性とって分析することも大事。

新卒は担当スカウトから動画コメントがあるのか・・・と思っていたら、新潟から移籍加入の元レノファ高宇洋選手にはガンバ時代に一緒だった宮本恒靖さんから動画コメントがあってびっくり。

東京ヴェルディ

リブランディングしてから、クリエイティブがいちいち全部カッコいいのがずるい。江尻強化部長が昨年の試合映像を見せながら新加入選手の獲得意図を説明していた部分が非常に分かりやすかったです(26:05〜)。

FC町田ゼルビア

上田社長のプレゼンは安定感があって分かりやすい。去年の集客目標4,700で実績7,426(目標比158%、前年比229%)というのが、改めてクラブ力、チーム力でシーズンを通して徐々に形作られた感じ(20:08〜)。

ちなみにホーム最小入場者数は5/17の山口戦。ちょっと不本意!(平日水曜ですから仕方ないか)

川崎フロンターレ

もはや何をやっても許されてしまう、エンタメに振った新体制発表会でお馴染みの川崎。今年は川崎大師とコラボ予定・・・と思ったらお経をあげてしまいました(2:36:00〜)。

新加入の丸山選手と三浦選手がコント始めるし。二行ゴールめちゃくちゃいじるやん(2:58:20〜)。おなかいっぱい。

名古屋グランパスエイト

山口素弘GMが新加入選手一人ひとりの特徴について説明。山岸選手に関しては「早くからアプローチしていた」と裏話も。それ、言っちゃうのね。改めて視認性抜群の新エンブレム。色のトーンも絶妙。

J2

ブラウブリッツ秋田

元TDK/秋田の選手だった岩瀬社長が、過去のクラブの歴史を紐解いた上で未来を語る姿が情緒的で印象に残る。秋田県民ならグッと引き込まれるストーリー。

会場にサポを入れていたし、あれぐらい熱量があると、このクラブを応援したい、ついていこうと思うだろうな。

いわきFC

スパリゾートハワイアンズでリゾート気分な新体制発表会。大倉社長はしっかりクラブの経営や目標についてプレゼンしたかと思ったら、スタッフ紹介や新加入選手紹介でも場を回して大活躍。

きちんと全選手登場し、まさに新体制発表会とはこれや、という感じ。

横浜FC

2/24開幕戦でレノファ山口と対戦する横浜FC。新加入選手への質疑応答で、会場にいるサポーターから検閲なしで質問を募っていてハラハラドキドキ。え?それ新加入選手に聞く?みたいな。普通は検閲するでしょ。敢えてチャレンジするアグレッシブな姿勢が素敵(1:26:40〜)。開幕戦は負けませんよ。

レノファ山口FC

手前味噌ですが、サポを入れない配信型としてはハイクオリティの新体制発表会だったと自負。渡部社長の背が高すぎて立ち上がると画面から見切れちゃったところが最初の見所。

それはさておき、渡部社長のプレゼン、葛西強化部長の強化ポイント説明、志垣監督の意気込み、新加入選手と記者のやりとり。序盤、中盤、終盤、隙がないよね。志垣丸に乗って、さあ航海開始!ついていきます!と感じました。

エンタメ要素は今後また緩やかに検討いただければ。(個人的には今年のスタイルに満足ですが)

V・ファーレン長崎

長崎は「キックオフミーティング」と称してライトな印象。高田社長がプレゼン中にさらっと言っていたことで、他のクラブに先駆けてスタジアムを完全キャッシュレス化したことまでは知っていたけど、システムは自社開発して、更にそれを他のクラブへ外販していたのだと。知らなかった・・・。

鹿児島ユナイテッドFC

申し訳ございません。発表会の中身ではなく、あまりこれまで鹿児島をチェックできていなかったもので、大島監督のイケメンっぷりにズキュンとやられましたというご報告です。山口の渡部社長VS鹿児島の大島監督だと、かなり良い勝負ではないでしょうか。(捉え方には個人差があると思います)

J3

松本山雅FC

毎年恒例ですが、まつもと市民芸術館でサポーターを入れて盛大に開催。この場所でぐるりとサポに囲まれてチャントを歌われたら、よしやってやろうと思わない選手はいないですよね。サポーターと一体になってシーズンインの雰囲気を作っている姿が素敵です。

奈良クラブ

浜田社長がプレゼンの中で、売上(スポンサー、グッズ、チケット)目標だけでなく、ファンコミュ、SNS、ユース、スクールなどクラブに関わる目標を網羅的にサポーターの前でオープンにしているところが好感(5:25〜)。公募、投票をやっていた公式マスコットはいつ決まるのだろうか。楽しみ。

ギラヴァンツ北九州

強化方針をプレゼンした池西スポーツダイレクターはSHC(スポーツヒューマンキャピタル)を修了し、長崎、横浜FCを経て今季より北九州に着任。

小林伸二さんのインタビュー記事にもありましたが、かなり大変な沼にハマっているクラブの立て直しに期待です。強化に対するSNSの反応にも丁寧に回答していました。

JFL

クリアソン新宿

JFLになると新体制発表会をやっているクラブ自体が少なくなりますし、ライブ配信やアーカイブを残すクラブも少ないです。東京Vから加入した小池純輝選手の背番号3に三度見ぐらいしました。

ファジアーノ岡山の北川社長、WEリーグ高田チェアなどが登壇した、サッカークラブと"まち”というテーマのパネルディスカッションが非常に興味深い内容でした(1:17:00〜)。

地域リーグ

福山シティFC

地域リーグで新体制発表会をライブ配信しているクラブがあることを初めて知りました。

他の地域リーグクラブはようやく新体制が固まったぐらいなのに、1月に早々と発表会を実施したのは、中国リーグに所属する福山シティFC。

昨年中国リーグを全勝し、観客動員も地域リーグトップだったものの、全社も地決も敗れるところがJFL昇格へのハードルが高いところ。でも、この新体制発表会を見ると、将来的に広島に2つ目のJクラブができる可能性を感じます。

今年ソサイチ(7人制サッカー)クラブを発足するらしく独特の路線。まちと一体になってクラブを大きくする、のびしろを感じる新体制発表会でした。

2024年Jリーグ開幕まであと2週間。それまでは、新体制発表会を振り返ってみたり、キャンプ情報を追いかけたり、開幕スタメンを予想してみたり、皆さんそれぞれ開幕まで気分を高めていきましょう。

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