見出し画像

カラスと僕の夢

カラスの魅力を全世界へ届けたい。
僕が考えるカラスの魅力を書きました。

僕には夢があります。カラスが市民権を得た世界の実現です。
人類のカラスに対する理解が深まり「なんとなく怖い」や「とりあえず嫌い」がなくなるといいなと思っています。
カラスを見て楽しめる人が増えれば、もっといいと思っています。
そうすると人生も、いまよりきっと豊かになります。

カラスが市民権を得た世界では、フクロウやペンギンを模した商品が棚に並ぶように、カラスのグッズが置かれているでしょう。最近でいえばハシビロコウのようなものです。

収集しているカラスグッズ

出会い

僕がカラスに夢中になり始めた時期は、正確に覚えていません。気が付くと自然にカラスを目で追うようになっていました。
僕がカラスを意識し始めた理由は、しかしよく覚えています。大学生だった頃、日本では青函連絡船から英虞湾、尾道と旅をし、海外では西欧中心に30カ国ほど旅していました。そんな時、どこへ行ってもカラスがいたのです。そしてたいていは一羽だけでいました。

近づいてくることも逃げることもなく、好きに過ごす僕の近くでまた彼らも好き勝手に過ごしていました。一人旅の寂しさを一羽で過ごすカラスに自己投影し、そうやって一方的に好意を寄せていきました。

カラスと黄昏れる

推しポイント

カラスを追い始めて10年が経ちますが、「なぜ好きなのか」を考え始めたのは最近のことです。世の中で推し活というものが普及し、一般的な感性では積極的に受け入れられない対象でも、「好きだ」と言っていい風潮になってきました。

なんだかんだそれまでの僕は、やはり、カラスが好きなことに対して負い目を感じていたのだと思います。実際にいまでも、「カラスが好きだ」と言っていい顔をされないことも多いです。なので次の項では、僕が思う推しポイントをまとめていきます。

①意外と人気があるんですよ

神話

カラスは鳥類の中でも特に頭が良いため、たびたび知恵を持つ鳥として描かれます。世界中の神話や伝承に登場して神の仕えたりしているのです。古代北欧神話では知識と知恵の象徴とされ、古事記や日本書紀には神武天皇が東征の際に八咫烏に導かれたという記述があるほどです。

サッカー

その八咫烏は、日本サッカー協会のマークにもなっています。三本足は、天・地・人を表すらしいです。サッカー好きはカラス好き?

マンガ

結構、いろんなマンガにも登場しています。
例えば『ワンピース』だと「カラス」という革命軍の軍隊長がおり、『ナルト』だと「イタチ」が万華鏡写輪眼を使うときにカラスを出し、『呪術廻戦』では1級呪術師の冥冥がカラスの技を使います。『ハイキュー』に至っては烏野高校というネーミングで主役級の活躍です。
浦沢直樹の『夢印』ではカラスが喋り、メインを張ってます。

不良系は言わずもがなですし、『クローズ』や『WORST』はカラスど真ん中ですね。

村上春樹

僕が好きな村上春樹の作品においても、『海辺のカフカ』にて〈カラスと呼ばれる少年〉が出てきます。こちらも主人公に深い知恵を授ける役割でほぼメインです。


八咫烏のお守り
妖怪美術館より


②からはビジュアルについても語ります。

カラスの魅力の断片が伝わり、少しでも身近に感じてもらえたなら本望です。

それでは、またカラスの回で会いましょう!

最後まで読んでくださいましてありがとうございます! 一度きりの人生をともに楽しみましょう!