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つまらない食生活で思い知る

ダイエットを始めて、コメダ珈琲でカロリー表とにらめっこしながら注文をするようなつまらない人間に成り下がってしまった。

カロリーと、それに対して得られる満足感を予想して、注文を決める。

いつもならサンドイッチなどをもりもりと食べるのだが、昨日選択したのはビーフシチューとミニサラダ。ビーフシチューが美味しかったのと、吟味の甲斐あってかなり満足感は高かった。

コンビニでは、ノンスイートラテとかいう別に何の魅力も感じない飲み物をとりあえずで買ってずっと冷蔵庫の奥に眠らせたりもしている。ノンスイートな気分なら普通にコーヒー飲むし、スイートな気分なら甘いやつ飲むので、ノンスイートラテの出る幕って、本当にない。

本当は喉の焼けるような甘さの食べ物が大好きなので、本来この季節は干し柿やラムレーズンチョコで喉を焼いてばかりいるのだが、それも年末以来できていない。

コンビニスイーツたくさん食べまくったり、おいしいパン屋さんばかり通ったり、居酒屋で永遠に飲み食いするほうがずっと面白いと言うのに、ダイエット中の食生活って本当につまらない。

でもダイエットをすると、ちゃんとしている人は普段からこうやって野菜とかタンパク質とかカロリーのことを考えたつまらない食事を繰り返して、たまに美味しいものを食べて幸せを感じ取ったりしているのだと思い知る。

甘いカフェラテを飲んだ日には当たり前のように少しだけ夜ご飯の白米を減らしたりして、日常的に帳尻を合わせているのだろう。

我慢を溜め込んで大開放するのではなく、少しずつ開放してあげてこまめに帳尻を合わせるという、大人としてあるべき対応だ。

私は思うがままに、あるがままにいることこそが素晴らしいみたいな偏った考えがいつも頭の片隅にあって、それができない。

日常的に帳尻を合わせるという習慣がないから、見て見ぬふりしてとんでもない日数が経ったミスが、取り返しがつかないことになりかけていることも多いし。

コメダ珈琲でカロリー表見てつまらなくなってしまった分を取り戻すため、せめて自分で作る野菜スープはとびっきり美味しく作ってやる。


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