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「何系」でもないごはんを食べたいんですけど

食事場所を決めるときに発生してしまう「何系食べたい?」という会話。私もやってしまう。

でも「何系」で括られた途端にこぼれ落ちてしまうジャンルのごはんたちがある。

そんな「何系」でもない、ただいい感じのごはんを、私は食べたいんだ。本当は。イタリアンでも和食でも中華でもないやつを。

たとえば代々木上原にある終日oneのルーロー&バーソーが乗ったごはんのプレート。

付け合わせがたくさんあって楽しい

この食事自体は台湾料理風かもしれないけど、べつにここは台湾料理屋ではない。ただ、可愛くておいしいごはん。居心地のいい店。

「大人様ランチプレート」とか言って、豪華なお子様ランチみたいなメニューもあったから迷った。

あとは外苑前にあるジェイクック。犬の形をしたかわいいマジパンをドリンクと一緒に注文することができる。こんなメニューほかの店にないからほんっとに嬉しい。

そんな顔しないで

ランチメニューは、肉や魚がメインになった、いわゆる「洋食」に近いメニュー。ガレージの奥まったところに入口があって、変わった雰囲気の店内だけど永遠に座っていられるような場所。

ここも「何系食べたい?」という会話を通した瞬間に選択肢からこぼれてしまうような場所だろう。

ここは「カフェ系」とでも言えばいいのかもしれないけど表参道のロータスもなんとなく同じ括りのように感じている。カフェ文化の大将のような店だけど、ただ珈琲やケーキがあるだけじゃない。

「なんとなくワクワクするごはん」が食べられる場所だと思っている。洋食、カフェ飯、そんなふうに括るのはもったいなく感じるポジションだ。

カジキのソテーだったかな

「何系」でもないごはんのことをもっと知るためにはどうしたらいいんだろう。だって食べログのランキングを見ても、インスタのタグを漁っても、Twitterのグルメアカウントを見ても、そこに出会いはないんだもん。

そういうところも含めて好きなんだけどさ。

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