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それでも、口許強気に赤を塗って

読んでくださっているあなたへ
初めまして、nolanと申します。

タイトルは、とあるバンドの歌から拝借しました。
お気づきのあなた、きっと気が合いますね。
ピンとこないあなた、
どうかもう少しだけお付き合いください。
私は音楽について語ろう思ってnoteを始めたわけではありません。

自己紹介に代えて、私が書こうと決意した経緯を少しお話させてください。


…とここまで書いて先に進めないまま2週間が経ちました。実際には、通勤中の電車の中で文字を打ってみたり、夜中にパソコンに向かってみたりしたのですが、最後まで書き切ることはできないし、別の日に読み返すとなんだかこれじゃない感じがして。

書いては消し、書いては消し。

書きたいことはあるはずなのに、言葉にしようとすると何度も考え直してしまって結局何も書けない。
これ、現実でもそうなんです。
思うことがあっても、周りにどう思われるだろうかとか、誰かが傷つくんじゃないかとか、ぐるぐる頭の中でシミュレーションして、結局当たり障りのない言葉に置き換える。

直球に言葉にできる人ばかりではないと思います。
人は社会の中で生きているから、本音を言わなかったり、いいように立ち振る舞ったりしますよね。
それはある意味正しい行動でしょう。

でもそうしているうちに、私は自分の気持ちを置き去りにしてしまっていたんだと思います。

その時々で言うことが変わる自分
相手によって発言を変える自分
別にどれも嘘をついているつもりはないけれど
どれも本心とも違う気がして
私が本当に考えていることや思っていることは何なんだろうか

だから私は文章にしたいと思いました。
書いている時間は、自分と向き合う時間になると思ったからです。

20何年生きてきても、自分のまだ知らない一面がたくさんあるような気がしています。
この先を逞しく生きていく勇気がほしい。
書くことが私自身のお守りになるような気がして、はじめることにしました。


ようやく書けました。
これを書いている今日は弱い雨が降っていて、
髪を切ったあとお気に入りのカフェに入って、
遅めのランチをとったあとに食後の珈琲を飲みながら書き上げました。
これを私のスタートの日にします。

口にして言えないことも
明日が見えなくなることも
やめたくなる時もあるけれど
それでも、口許強気に赤を塗って。

2024年3月
nolan

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