【198日目】面会の為に再び会う親戚たち

お昼から照子ちゃんが来てご飯を食べて病院へ連れて行った。

その間に買ってもらった果物とか冷凍食品とかを置きに家に帰り、ちょっと休んでから照子ちゃんを迎えに行き、子供達を預けて私が面会した。
1日3人までだから子供は入れないのである。

この状態でも
大丈夫ーってゆう母のすごさ。
わかるー？言うと
わかるよぉ言ってくれてそれだけで泣いた。

たまに痙攣があるけど、ずっと寝てるみたい。
看護師さん的にも多分辛くはないはずとのこと。

昨日よりも血糖値は少し下がって、大きい痙攣は少なくなった。
けどいつどうなってもおかしくないのは変わりないと。

いろいろ旅行行ったねー
うーん
もっと行きたかったなぁー
うーん
さみしいよー近くにいなくてごめんねー

今までの謝りたいこと全部言って
ありがとう大好きと伝えた。

途中で看護師さんが来てくれて
服変えたりオムツ変えたり
本当テキパキかっこよかった。

母もこんな感じで働いてたのかなって。

こんな小さい頭の中で腫瘍が大きくなってるってどうなっちゃってるんだろう。

たまに痙攣するけど辛そうじゃなくて
このままずっと寝てそうな感じ。
穏やかに辛くなく逝けるかなぁ

1時間くらいしてそろそろ子供達のところに行かないといけない。
「また明日会える？
約束ね。ありがとうね。ゆっくり休んでね。」
母はうーんと言っていた。

てるこちゃんが子供達と外でたくさん遊んでくれてきた。
本当ありがとう。
母より年上なのに走り回ってすごいなぁ。

てるこちゃんに話を聞くと、
少し前に来た時は結構調子良くて
ビール1口飲んだらしい。
だから今度は車椅子でお花見に行こうなんて話してたら一気にガクッときたそう。

死ぬ前に一瞬げんきになる時があると聞いたことがあるから、ヒヤッとしたがどうやらそれではなさそう…？

そんなこんなでショウがくる時間になったからまた病院に戻らなくちゃいけない。
いっくんはそのまま照子ちゃんと家に帰って、私ははーちゃんを連れて病院に行ってショウを母の部屋に案内した。

そのままはーちゃんと全く持ってきてなかったはーちゃんの服を買いに行ってから家に帰った。
人数的にお見舞いに行けなかった兄は葬式とか事務的なことをやっていた。

兄に母の様子を伝えて、
「まぁもうちょっと大丈夫でしょう」言っていた。

その後、面会を終えたショウが家に来て
少し話した。
ショウが来ると母は新潟弁ぽくなるから来てることはわかってるっぽい。


5時間かけて来て1時間くらい会ってまた5時間かけて帰る。ひぃ〜
またすぐ来るから変化あったらおしえてと言って帰って行った。
そんなに仲がいい兄弟とは思ってなかったけど、絆があるねやっぱり。
ショウからしたら唯一の家族とゆうかね。うん。

みんな覚悟はできている感じで、暗くなかった。