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自然のこと63 | 寒露。秋の賑わい、波紋と鼓動に凛。

Nature Good Modeとは
ある地球の定点から、その瞬間の刻々と移りゆく自然の風景を、 額縁のように切り取った時空間映像。めぐる時とともに第三惑星地球の時空間を美しい映像で綴っていきたいと思います。 二十四節気に身を寄せ、季節の移り変わりを感じ入りながら地球の目覚めを撮影しています。

長野県北東部に広がる志賀高原は、標高1500~2000mの火山性溶岩流の大地が広がり、上信越高原国立公園として訪れる人々を魅了します。今回ご紹介する琵琶池は、約20万年前の火山活動によって誕生し、志賀高原内には大小さまざまな60以上の池や湿原が広がっています。溶岩流が窪地を形成し、水がたまったこの湖沼群には、木戸池、琵琶池、蓮池、丸池などがあり、特に琵琶池は大沼池に次ぐ二番目に大きな池として知られています。池の周囲には白樺林が広がっており、散策コース(約90分)も整備されています。

秋も深まる寒露の季節、薄明の中で空の様子は多彩に変化し、明るさを増す琵琶池には、ひつじ雲、うろこ雲、すじ雲、いわし雲、さば雲など、さまざまな秋雲が舞い踊り、空全体が賑やかになります。冬支度も終えて少し落ち着いたような振る舞いの静かな池は、空模様と対照的に凛とした雰囲気に包まれ、地球の目覚めと共に鳥たちも次々と鳴き始めます。自然の中でひとつの命が目を覚ますと、水面に広がる波紋も増えていくようで、地球の鼓動を感じる静かなひとときが広がっています。

▷情報提供
Nature Good Mode Research

▷Location ​Data:
緯度経度: 36° 43’ 11” N / 138° 28’ 59 "E
カメラ角度: 9° N / 標高: 1,390m / 気温: 2℃ / 湿度: 90%
時空間: 2023.10.08.5:20〜7:32 AM

▷Access:


▽Production Cooperation

HELIO COMPASS 地球暦®


▽Snap

Kenji "Noiz" Nakamura ©️
Kenji "Noiz" Nakamura ©️
Kenji "Noiz" Nakamura ©️
Kenji "Noiz" Nakamura ©️
Kenji "Noiz" Nakamura ©️
Kenji "Noiz" Nakamura ©️


今日も、最後までご覧いただきありがとうございます。
All for the next Dimension.


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© Nature Good Mode / HELIO COMPASS 地球暦®

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