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1,000日、短い物語・詩・論考をインプットする件

去年の11月、こちらのnoteを読んでから、実践できないか時々考えていた。毎日、短い物語、詩、評論をインプットするという件だ。

いい短編、詩、評論と出会う方法がわからなかったので、リストを作って共有しませんか? という提案をしてみたけれど、自分のSNSで放流したくらいでは、誰も乗っかってこなかった。

自分の中では、いろいろハードルはあった。

・適当な詩を見つけられる気がしない
・短い物語を探してこれなそう
(今は、星新一さんのショートショートくらいしか浮かばない)
・適当な評論を探してこれなそう
・節約中なので、手当たり次第に本は買いたくない
・図書館が近くにない

と思って、モヤモヤしていた。

しかし、図書館は近くにあった。勝手にないと思い込んでいた。なんと、徒歩15分のところに一つあった。しかも平日は、20時までやっているので、仕事への影響はない。

で、昼に図書館に行ってみた。

小さい図書館だったが、詩を探す問題はすぐに解決した。欧米の詩を含めて、「詩」というラベルがある棚があった。これなら一日一つでも、1,000日分がここにあると言っていい。

短い物語もまぁまぁ探せそうだ。短編の本も探せそうだし、文学全集、有名作家の全集からも短編を拾えそうな気がする。短編を読んでいるうちに、短編を書いた作家が影響を受けた他の作家を知ることになるだろう。

問題は、評論だ。

改めて、篠田真貴子さんのnoteと、元記事を読んだところ、正確を期するような、論文に近いものでなくてもよさそうだ。

もちろん、それなりに研究者や教養がある人が書いた論理的な文章のほうがよさそうだけれど、いわゆるエッセイだ。作家や著名人がちょっと生活を書くような、普段手に取る雑誌に掲載されるエッセイじゃなければいいだろう。エッセイのジャンルから探してみよう。小さな図書館であってもいい。今はだいたい、区内の図書館の本も取り寄せてくれる。

エッセイという括りでちょっと検索して取り寄せてみよう。エッセイや短編を読む中で、知識が増えれば、他の作家も見つけやすくなるだろう。

継続することは苦手じゃないけど、たぶん、1,000日連続は無理だろう。継続することが苦手じゃないといっても、得意じゃないこともある。今回は、得意な作業か、不得意な作業かまだわからない。1,500日、4年くらいかけて1,000日分を消化できればいいだろう。

あ、消化という言い方はよくないな。インプットするものなので、ちゃんと読んで、頭の中で整理して、文章化するくらいの作業はしよう。感想くらいは書き留めるようにしたほうがいいかもしれない。

続ける途中で習慣化できるかもしれないし、手軽にちょうどいいエッセイや短編を見つける能力が高まれば、毎日できるようになるかもしれない。そうすれば、5年後、6年後には、連続1,000日を達成できるようになるかもしれない。

とりあえず、図書館のウェブシステムで「エッセイ」というワードで検索して、気になる本を取り寄せてみた。詩や物語は、近くの図書館にあるものから手をつけよう。

さて、数年後、クリエイトできるようになっているだろうか。
そもそも続けられるかどうか。


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