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楽譜上の音の高さを覚えるために

今回はジャズ理論というより五線紙に書かれた音名をできるだけ速く認識する方法をお伝え出来ればと思います。

まずこの楽譜、一般的にはピアノ譜という呼ばれ方をしますが、大譜表といって音楽で使う音域を楽譜上で示すのに最も適した譜面です。

1小節目にある6つの白玉(全音符)は全てC(アルファベット表記のCDEFGABは日本語ではハニホヘトイロに相当します)です。

これを見てみるとト音記号の五線紙とへ音記号の五線紙の間のCを上下に2つ折りにして(この2つの五線紙の間のCは全く同じ高さの音です)同じ距離でト音記号(🎼)の上から2番目の線と線の間、ヘ音記号(クルッと点から時計回りに巻いている記号)の下から2番目の線と線の間、ト音記号の上の加線2つのところ、ヘ音記号の下の加線2つのところが全てCになります。
あとはト音記号とは下から2つ目の線から始まっているところをト音(C)にする事で音の高さが決める事ができるのでト音記号と呼び、同様に記号がヘ音で始まっているところをへ音(F)にする事でヘ音記号と呼びます。

あとは記している白玉の位置と音名が一致するまで覚える事が大事かと思います。

今回のお話は楽譜がスラスラ読める方にとっては全くスルーしてくださっていい記事でしたが、楽譜とはどういうもので音の高さがどのように決められているのかこの謎の線とオタマジャクシはなんなんだという方にご参考になればと思います。

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