見出し画像

奈良の老舗和菓子屋に張り出してあった一枚の紙に足を止めた

ここしばらく続いているけど、奈良の話はまだまだ尽きない。

奈良、おもろいっ☆

(読んで行きたくなったら是非行ってみてください!)

JRで奈良駅に向かう。
駅前から三条通りのショッピングモールを歩いていたら、ふと大きな張り紙に目がいった。

大きな張り紙

『菓子職人募集』


どんなお店だろう? と思って近づいてみたら、かなりの老舗らしい。和菓子屋。

献上 三笠、の文字がある。
手書きで「三笠 発祥の店です」とな!?
なんと!!

献上 三笠

ホームページを見ると有名な鶴屋八幡から分立して奈良で創業した「鶴屋徳満」さん。
創業110余年の老舗中の老舗だった。

そんな老舗でも和菓子職人をこうやって張り紙募集しているのだ。

今はどこも人手不足。

後継者問題にもつながるけれど、とくに技術継承する職人は文化の問題だから深刻だと思う。

贈り贈られる心と心が甘くさわやかにとけ合う時、伝統の心と技が豊かに花開き、年輪が刻んだ本物の味が作りだされます。

長年大切にされてきた、この和菓子をこれからも丹精込めて作り続けていくことこそ、私共の努めと思います。

公式ページ「ごあいさつ」より抜粋


嗚呼、なんて心に沁みる言葉だろうか。
言葉の重みを感じる。
心の底から思う言葉には字面以上のナニカが宿るのだろう。

味を継承するためには、贈り贈られたり自ら愛顧する人々がいてこそ。

求められて、長年の技術や商品に対する消費者側の想いも乗って、はじめて継承されていくのだとあらためて思う。

私たちが「丹精込めて」いるものはなんだろう?


☆ひとり66日ライティングランニング


やってます。66日ライティングランニングを脱落した人でも、そのまま自身で出来ることを考えたタグです。

#ひとり66日ライラン
#3日目


本家の【66日ライティングランニング】にご興味ある方はこちら……だったのですが、いったん募集が締め切られたようです。また次回募集も計画されているようですよ☆

いったん締め切り


また、やむなくライラン脱落者(←縁起でもないことを言うけれど予測不能な未来だから)になってしまった人は、気持ちの切り替えに"ひとり66日ライラン"タグを使ってみてください。立ち直ってからの再決意を大切に☆

よろしければサポートお願いいたします。コーヒーを飲んだりして創作のチカラにさせていただきます☆