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奈良の東大寺観光でいろいろ眩しかった話

一泊して奈良旅行してみました。

前回のキュートで癒される鹿が見れる話はこちら→


そのキュートさを台無しにする現実の話。

雨が降る中、傘を広げて歩いて東大寺に向かいました。

妻が真剣な顔で言います。

「足元! 気をつけて!」

まるで地雷が仕掛けられてる勢いです。
えーーー、でもあのコロコロしたやつが……って思っていたら違う。

地面に落ちる鹿のフンが……丸くないんです。

もうね。干しぶどうとか可愛いレベルのもんじゃなくて、普通に牛や馬と同じく動物のアレ(笑)

さながらゲームのように足元に注意を払いながら、躍るようにジャンプ。マリオの飛ぶ音が脳内再生、ピョンピョン♪

南大門の古さ

読み方はミナミダイモンちゃいまっせ、ナンダイモンなのであります。

奈良時代(推定752年)に建立され、平安時代(794〜1185年)に何度も倒壊。鎌倉時代(1199年)に重源によって奈良時代の礎石の上に上棟されている。

つまり、現在800〜1,200年以上もあの場所で多くの民を大仏殿まで通し続けたことになる。

この写真を見て欲しい。

南大門近景。大華厳寺の看板。
長期の雨風に耐えてきた木材の色褪せ方に注目
遠景。デカい……

っていうか、みんなも修学旅行などで行って見てきたことがあるかもしれないけれど、大人になってから見たら見え方が全然違ってて驚く。

歴史の重みを感じられるようになってました。
眩しいねぇ。


制作年数と人数


747年に起工され5年後の752年には完成したとされる。延べ労働力は150万人〜250万人とも言われる。

(上記リンクは奈良女子大学院人間文化研究科の方々による分かりやすいまとめ情報サイト。歴史好きな方には堪らない内容濃度です♪)

人集めに行基(ぎょうき/ぎょうぎ)というお坊さんが行脚して回ったという話も大切。
歴史に人あり。

それだけの人数をかけて作られた大仏のデカさたるや、目前にしてあらためてため息が出た。

見上げる仏の大きさたるや

大仏殿そのものの大きさ……眩しいねぇ。


修学旅行生たちに目を細めてしまう

遠路はるばる全国から集まっているであろう学生たち。中には「しかまろくん」の被り物をしている男子生徒もチラホラ。きっと被った瞬間に周りの友人たちから「カワイイ〜」の声や爆笑の声が上がったのだろう。THIS IS 青春。

女子生徒たちがワーキャー悲鳴を上げながら、うんこロード(あ、言っちゃったw)を避けたり踏んだりしている。嗚呼、THAT IS 青春。
眩しいねぇ。

ちなみに引率の先生が「おーい、うんこ踏んだら諦めろー。前に進めー」って大声で言ってて笑ってしまった。


東大寺の中では目立つ赤い帽子を被った引率棒を持ったガイドのおじさんが、めちゃくちゃクセの強い喋り方で大仏やさまざまな知識を面白おかしく生徒たちに披露していた。

普通に説明したって聞きやしないのは自分の経験からしても分かる。学生たちの『飽き』との戦い。はじめから興味のない歴史に対していかに面白みを足して興味を抱かせるか……側から聞いていてもクセが強すぎて内容も飽きず、さすがプロだと思った。

歴史建造物に集まる人も含めて観光対象とすることで、奈良という地の観光が子どもの頃に感じたものとはずいぶんと変わっていた。

奈良、面白いじゃないか。

☆ひとり66日ライティングランニング


やってます。66日ライティングランニングを脱落した人でも、そのまま自身で出来ることを考えたタグです。

#ひとり66日ライラン
#1日目

※仮投稿前に寝落ち。しかも何度か投稿チャンスあったのに……また一日目から開始します

本家の【66日ライティングランニング】にご興味ある方はこちら……だったのですが、いったん募集が締め切られたようです。また次回募集も計画されているようですよ☆

いったん締め切り

また、やむなくライラン脱落者(←縁起でもないことを言うけれど予測不能な未来だから)になってしまった人は、気持ちの切り替えに"ひとり66日ライラン"タグを使ってみてください。立ち直ってからの再決意を大切に☆

よろしければサポートお願いいたします。コーヒーを飲んだりして創作のチカラにさせていただきます☆