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心豊かに暮らす無職のシングルマザー

こんにちは。nocoroです。

私は2020年に田舎へ移住した
HSPのシングルマザーです。

移住当初は仕事をしていましたが、
昨年1年は、仕事をせず暮らしていました。

「もうじき40歳、シングルマザー。無職」

以前の私なら、そんな肩書き
「現実逃避型ダメ人間」のレッテルを貼っていたことでしょう。

私はデイトレーダーでも無いし
怪しげな仕事もしていない。
セドリなんかもしていない。

正真正銘の無職!

でも田舎暮らしなら、案外暮らしていけてしまうもの。

毎日、暮らすためだけにお金稼ぎをして生きている方
(とくにシングルマザーさん)がいたら、
是非この記事を読んで欲しい。

無職の暮らしから自由を始める

私が無職になったワケ。
仕事をクビになったわけでもなく、嫌気がさして辞めたわけでも無く。前職の仲間や上司とは今も良い関係です。

でもやってみたかった。
実験してみたかった。

どこまでお金が無くて、
心豊かに暮らせるだろうか?という実験を。

お金が無く、
心までも貧しくなるようなら実験終了
即、就職しようと思って始めました。

さて

シングルマザーなら、働かなくとも
子ども手当と児童扶養手当で月5万円ほどは入ってくる。
それで住まいはキープできるし、飢えることは無い。

それにプラス5万円あれば、
外食だってできるし車中泊で旅行が月一回出来てしまう生活だ。
(家賃:一軒家/月1万)

無職ではあるけれど、
時々友人の店にお手伝いへ行ったり、単発アルバイトをすれば、遊びの延長で月平均3~5万円のお小遣い稼ぎが可能。

それに、やっぱり暮らせない!と思ったら、
今の時代すぐに仕事は見つかる。大丈夫。

そんな算段でスタートしました。

1年間の無職実験のススメ

1年間無職生活をして思うけれど、
何かやりたくても勇気が無くて出来ない人とか
「嫌でも、仕事しなきゃ生きていけない」という思い込みを持っている人。

そして、
シングルマザーで漠然とした不安感を持っている人は、
やってみる価値があると思いました。

ただし、
これが出来るのは固定費が安い田舎だからだとは思う。

家賃は安いし、余裕があるから散歩しながら近所の人に挨拶すると何だかたくさんお野菜をいただけたりする。さらに庭で勝手に野菜や果物が育っているし、食べるものに困らない。
他にも暖房器具が無い~と言えば誰かが中古の物をくれたりと、本当に何にも困らなかった。

1年間、何して過ごした?

・興味のある分野の勉強
・近所の人とコミュニケーションをとる
・友達の手伝いをする
・人に会いに行く
・旅行する
・子どもと日々の暮らしを笑いとばす
・自分と向き合う
・断捨離
・温泉、海、神社仏閣参拝

こんなことをして、1年をすごしました。

1年間、無職の効果は?

私は、昨年1年を徹底的に休んだお陰で、
「何もしなくても案外生きていけるんだな」という自信→安心感と、
たくさんの人に出会い、話をすることで、
客観的に自分を見られるようになり
自分の軸のようなものが出来た。

忙しく働いていては出来なかった人脈、
体験、心の余裕と、生きていける自信。

これが、1年の財産だと思う。

さらに、子どもとの時間も密にとれて、
いろいろな場所へ一緒に出掛けたことで
我が子のコミュニケーション能力や順応性が爆上がりした。

子どもが周りの人を信頼し、
いつものびのびしているけれど
礼儀をわきまえた子になったし
豊かさを感じとれる感性と、感謝の心が磨かれて、たくましくなっているようだ。
私の時間の余裕で「料理、手芸や陶芸、草木染、神仏の知識、各種楽器演奏など」の様々なスキルが上がった。
※発達障害グレーゾーンの問題児で、多動傾向はあります。

母娘そろって、次のステップへ移行する準備が出来た。

でも、
引き続き定職に就かない生き方を選ぶことにした。

定職に就くことで可能性を限定したくない

私は不器用な人間です。
定職に就いて、その仕事のことを考えていると
他のことが手につきません。

それはもう酷いもので、家事もおろそかになるし、子どもの話には生返事。人付き合いも悪くなってしまいます。
脳みそのギガが、少ないんですね。

私は仕事に縛られず
ストレスフリーで楽しく生きたい。

というか、私にはその生き方の方が合っている。
健康に生きられると気付いたんです。

肩書きは1つじゃなくてい良い

今後、私は複数の肩書きで動いていくことにした。

1つを極めるという方法は、
私にとって「ストレス」になります。

1つに絞るということは、
それが無くなったら何も無くなるということ。

そんな怖いこと、私には耐えられませんから。

人には向き不向きがある。
私は、極める人間ではなく、
マルチな人間として生きる方が断然ラクだし楽しい!!

▼何するの??

①手しごと作家
私は陶芸家の元で、アシスタントをしている。アシスタントなので、ほとんどお金にはなっていない。けれど楽しい!
昨年末には「2024年は、作家として作品を出していく」と決めたら、
お正月にイベントに誘われ2週間後に出店。売り切れてしまい、オーダーを受けることに。
ハンドメイド作家というのは、主婦の遊びだと思っていたけれど、やっぱり楽しい。自分に禁止しないで楽しみたいと思った。

②龍神アート
これも昨年始めたこと。ある日が描きたくなり、描き始めSNSにアップ。それを見た方からオーダーが入った。龍の絵は不思議で、私は描こうと思っても描けない。瞑想のような状態の時に、勝手に出来上がっていく。その感覚が面白く、今年は絵で個展を開きたいと考えている。

③カードリーディング
自分や友人のために始めたカードリーディング。いつの間にか噂が広がり、ぽつぽつとお願いされることが増えてきている。これは、表に出すつもりは無いけれど、必要な方へは出して行こうと思っている。

④整体
休んでいる間に、私は自己投資もした。
半年間、整体や身体を癒すことについて幅広く学んだ。
まだまだ修行中ではあるけれど、
「これがやってみたい!」と人に話していたら、
書籍や、頼れる師や、施術用のベッド、施術の機会などを周りの人たちが用意してくださった。

それにキッチリ乗って、動き、学んだ。
今のところ、お金になってはいないけどね。

⑤お手伝い
元々やっていた仕事が、インテリアコーディネートの仕事でした。
それを手伝ってくれないか?そんなオファーが急に増え、こちらは手が空いたら程度にお手伝いさせていただくことに。

「喰えそうにない仕事ばかりだな」

気心知れた友人に言われた言葉です。
そんな友人、歌って、半自給自足しています(笑)

私は、こんな仕事?好きな事をして、月平均10万円を達成するのが今年。
あくまでも無理はしない。
好きな仲間と、好きなことして、穏やかに暮らす。

さらに他にもやりたい事があるから。
この仕事を通して、旅が出来たり、人と知り合えたり出来たら幸せだなぁ。

お金は体験チケットだ

お金に支配されない生き方がしたい

仕事を手段にして、
旅や人と知り合って、人生を楽しいものにしていきたい。

学んだり、時間を楽しむためにお金を使いたい。

お金は絶対的なものではない

その時々や、持つ者によって価値が変わる
確実にそこにあるように見せかけた
本当はただのエネルギーを可視化しただけのもの

子どもの時の「お店屋さんごっこ」で作った
おりがみの紙幣や、どんぐりのお金。

いま使っているお金も、
結局おなじこと

ごっこ遊びのお金を貯めて満足しても無意味。
行ったり来たりさせて遊びたい。

真面目にニートする生き方

自分が楽しいことをベースに持って、
それで人が幸せになったら
これ以上無い幸福なこと。

楽しい×幸せ…世界平和

大げさだけど、そんな風に思っています。

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