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軽いカメラをメイン機にしたら撮影枚数が増えた話

長いことメインカメラをFUJIFLIMのX-T4、サブカメラを同社製のX-E4を使っていました。

強力な手ブレ補正機能、長時間撮影に耐えるバッテリー、堅牢性抜群のボディを兼ね備えているX-T4は本当に良くできていて非常に頼もしいカメラなのですが、いつの日か全く使わなくなってしまって本来サブカメラであるX-E4ばかり使うようになってしまっていたことに気が付きました。

以前noteの記事でX-E4について書いたので詳しいスペック等はこちらの記事を見ていただきたいのですが、結果的には軽量コンパクトに勝るものはないという結論に辿り着きました。

よくメインとしてX-T4を使っていたときは大きいリュックにカメラとそのボディバランスに合うようなレンズを3本ほど持ち歩いて、撮影をするときは首からストラップをぶら下げるスタイルでした。それが重いと感じ始めたのが一つありますが、私はなにより首からカメラをぶら下げるのが苦手なんですよね。

冒険家みたいだし、やる気に満ち溢れているし、威圧感与えてしまうし、スマートじゃないなと。。(個人の意見です)

特に日頃ストリートスナップを撮る身としていかに通行人に不快な思いをさせず撮影をしていくかがマナーとなってきます。(お構いなしに撮っている人も多いけど)そうなると小さいバッグやポケットに入るようなサイズ感のカメラであればおのずとシャッターチャンスも増え、それを逃さない撮影スタイルをとることができます。

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そして小さいカメラであるゆえ、どんな時にでもカメラを持っておけることはフォトグラファーにとっては非常に大きなアドバンデージだと考える。

僕は仕事場への出勤時はもちろん、買い物や病院などのちょっとした買い物、ジムに行くときにもカメラを持ち歩いている。いつもの持ち物に小さいカメラを加えるとふとした瞬間の「いいな」を写真に収めることもできるし、出来事も思い出としてしまっておくことができるようになる。

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メインカメラをX-E4にするようになってから、どのくらい枚数が増えたのかと撮影枚数を数えてみたら、ひと月の撮影枚数は約3倍ほどになっていた。枚数が増えたことで質の高い写真の枚数もその分増えたことは喜ばしいが、それと同時にいつもの暮らしの中のシャッターチャンスを逃していたことに気づかされた。

現代のカメラは高スペックで機能てんこもりのモノがほとんどで、撮影者が使いきれていないということも少なくない。ある機能がないと不安、スペックを下げるのが怖いという気持ちは非常によくわかるが、一度自分の撮影スタイルと撮りたい写真を見つめなおして仕様用途に合わせてカメラの最適化(時にはスペックダウン)を図ってみるのもいいのかもしれない。

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