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一瞬を引き寄せ、映画のような写真を撮る

映画のようなドラマチックな写真を撮りたい。

そんなこと思ったことはないでしょうか。ここ最近SNSで「映画のような写真」、「シネマチックな写真」というフレーズをよく見かけますが、映画ぽさとは果たしてなんなんでしょうかね。

「映画のような写真」の定義は人によって違います。人によっては横写真で上下に黒帯がついていれば映画ぽいと感じるし、海外の街中で撮った写真を見たら映画ぽいと感じる人もいるかもしれない。

私は日常の光景を魅力的に表現している写真を見ると、「映画っぽいなぁ」と感じます。

今回はそんな私が感じる「映画のような写真」を目指して撮影した写真を準備から撮影の流れと共に解説していこうと思います。


映画のような写真を狙う

本題に入る前に、まず先に今回解説していく写真をお見せします。この写真をドンピシャで狙いにいったわけでなく、撮影する中でこの光景に出会ったわけなんですが、なぜこの構図で撮影することになったか、何を考えてこの写真を撮ったかを記していきます。

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映画のような写真を撮りたいのであれば雨の日を狙って撮影に行くと手っ取り早いです。雨の陰気な雰囲気とほどよい暗さは洋画でもよく用いられ、ドラマチックに写りやすいことが多いです。

この日は朝から豪雨で昼間でも夜のように暗かったこともあり、独特な雰囲気を醸し出していてそれこそ洋画のような感じが出ていたため、これはおもしろい写真が撮れると思い家を飛び出しました。


撮影場所の選定

さぁ映画ぽい写真を撮りに行くとはどこからどんな写真を撮ればよいのか、、そう考えると思います。

撮影場所を決めていく上で考えたことは、ざっくりとどんな写真を撮りたいか。ここから考えていく必要があります。


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