光芒を使った写真を撮ろう あのウニウニの撮り方について解説します
よくこんな風に光源からウニのように光の線が飛び出しているような写真を見たことありませんか?
このウニのような光のことを光芒と言います。
光芒はカメラの設定値を少しいじるだけで誰でも簡単に撮ることができるもので、アクセントとして添えることで写真がより華やかになります。
今回はその光芒の出現のさせ方、撮り方を説明していきます。
光芒を出現させて一工夫のある写真を撮ろう
まずは光芒がどんなものなのか解説してから撮り方について説明していきましょう。
光芒とは?
光芒は光や光源を撮影した際に、光と一緒に写り込むウニみたいなトゲトゲしたもののことを言います。
薄目で見たら肉眼でも確認することができます。
光芒の撮り方
では、光芒の撮り方について解説していきます。光芒はF値(絞り値)をコントロールすることで出現させることができます。
F値を大きくして(絞って)撮影することで光芒が出現します。
↓はF11で撮影した写真
逆にF値を小さく(開く)と光芒はぼんやりとした形になります。
↓はF3.5で撮影した写真光芒がぼんやりしていて弱いですよね。
綺麗な光芒が出現撮れればそれでいいかというわけではなく、撮影する場面によって光芒をはっきりと綺麗に写すかぼんやりとするかが変わってきます。
撮影の場面に合わせて絞りを調整して、光芒の鮮明さも変えることを意識しましょう。
光芒と絞り羽根枚数の関係
そしてこの光芒の形ですが、実は使うレンズによって形が変わります。
レンズには絞り羽根枚数という項目があるのですが、その数値によって光芒の形も変わります。
絞り羽根枚数とは、レンズの絞りが何枚の羽根から構成されているか示す数値です。
私がこの写真を撮ったレンズは絞り羽根が9枚なので、18の光芒が出現します。
レンズを選ぶときは絞り羽根枚数もチェックして選ぶといいかもしれませんね。
光芒を撮る場面
光芒を撮る場面で多いのが夜間撮影と太陽を入れて撮る場合かと思います。
夜間撮影時に絞るとスピードシャッターを遅くする必要があるため、三脚で固定して撮る必要があります。
日中撮影で太陽を入れると光芒になり、それが副題ともなります。
アイディアに迷ったら光芒を入れてみましょう。私も困ったらよく光芒を入れて撮っています。
今回は光芒の出現のさせ方、撮り方について解説してみました。
光芒は一つでも入れることでアクセントとなり、写真が華やかにすることができるので写真が物足りないと感じたら街灯や太陽等を光芒にして構図に組み込んでみましょう。
意外と簡単に撮れるのでやってみたい方はぜひチャレンジしてみてください。
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