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【有料級】ペルソナを〇〇〇〇の法則から紐解くと効果を最大化します

ビジネスを構築していく上で必要となる「ペルソナ」

その重要性やメリットもたくさんあるので
ビジネスを大きくするために大事なポイントになってきます。

改めてペルソナの重要性についてはこちらで解説しています。

今回は、↑の内容からさらに踏み込んでいきます。
ペルソナの重要性を改めて理解した上で読んでいいただくと
さらに理解度が深まりますので、ぜひ↑も読んでみてください。


属性をメインに設定するターゲットに対して
具体的な特定の人物像を設定するペルソナ。

絞るだけ絞って「たった1人」の人物像を浮き彫りにすることで
商品サービスや発信活動、もっといえば事業やブランドが確立しやすくなります。

ペルソナを設定することで
一貫性が生まれてユーザーに届きやすくなり
様々な効果を生んで売れるようになっていく。

それくらい大事なペルソナは
絞れば絞るだけ売れるようになると言い換えることができます。




ペルソナを〇〇〇〇の法則から紐解くと効果を最大化する

では、ペルソナを特定するために
絞れるだけ絞っていく作業はどうやっていったらいいのか。

それは誰もが知っている「とある法則」から紐解いていくことができます。

それが『パレートの法則』です。

パレートの法則とは?
⇨世の中にある「80:20の法則」のこと (めちゃくちゃ簡単にいうと)

「80:20の法則」「2:8の法則」ともいわれ
集団の報酬や評価が一部の構成員に集中するという経験則のことをいいます。

たとえば

「売上の8割は2割の社員に依存する」
「売上の8割は2割の上位顧客から生まれている」
「社会全体の上位2割が世の中の富の8割を保有している」
「8割の低所得者層は社会全体の富の2割しか占めていない」

といった法則のことをいいます。

イタリアの経済学者ビルフレッド・パレート(1848~1923)が1880年代の欧州の経済統計から「個人の所得額」と「その所得額以上の所得を得ている人の数」との間に見出した法則で、1896年に論文で提唱した
「物事を構成する要素が全体に占める割合は偏りがあり、複数要素のうち一部で全量の大部分の割合が占められている」
という考えを指しています。

「80:20」の数値に絶対的な意味はなく、あくまで全体を占める割合に法則性があるという傾向を端的に表したものになります。

パレートの法則にはいろんな視点の分析が可能なので、よくフレームワークで活用されている法則です。


パレートの法則に似た「2:6:2の法則」

パレートの法則に似たもので、「2:6:2の法則」というものがあります。
よく組織構成で使われる法則で、パレートの法則を少し解像度を上げた内容になっています。
8割の内訳にも「6:2」という割合が生まれる傾向があります。

「売筋商品は2割がトップセラー、6割が底上げして、残りの2割は売れていない」
「会社組織の2割は一流、6割は二流、2割は三流のビジネスマン」

など。
こちらはご紹介まで。


この法則で大事な視点

パレートの法則は世の中の原理原則のようなものなので、いろんな場面で使われがちですが、この法則の本質は

「あくまで比率であって絶対数ではない」

ということです。

たとえば、全体のユーザーが10人いる場合には「上位顧客が2人」になります。
この上位顧客を増やす、つまり3人にする場合はどうしたらいいのか。

答えは「全体ユーザーを10人から15人にすること」です。

パレートの法則を軸に考えると
絶対数ではなく比率なので
10人の中から2人を3人、4人にしていくことは考えにくいわけです。

上位顧客を20人にしたければ
全体のユーザーを100人にする必要があり

上位顧客を50人にしたければ
全体のユーザーを250人にする必要がある

というわけなんです。


法則の本質

絶対数ではなく比率という点でいうと
パレートの法則はどんどん解像度を上げることができます。

「80:20の法則」を

売上の8割が上位顧客の2割が占めている

から考えていくと

売上の8割を占める上位顧客の2割の中にも「80:20」が発生している

ということです。

20の中にも「80:20」が存在していて
その20にもまた「80:20」が存在している。

これを繰り返していくと
いずれ特定の「1」に辿り着くことができるということです。

つまり、全体から上位顧客を絞るときには
上位20%を突き詰めていくと
最終的には特定の1人に辿り着く
ということになります。

全体のユーザーを1000人の中で
上位顧客は20人

上位顧客は20人の中で
さらなる上位顧客は4人


ということです。


ペルソナはそこにいる!

このように、解像度を上げれば上げるほど、上位顧客の中の上位顧客
つまり最後の1人となる「最上位顧客」を浮き彫りにすることができます。

最上位顧客はあなたのビジネスの「1番のファン」と言い換えることができます。

そんな1番のファンこそが「ペルソナ」であるべきではないでしょうか。
最上位顧客とはすなわちペルソナなんです。

1番のファンになってくれたユーザーの満足度を上げていくことができるようになっていきます。

パレートの法則でどんどん解像度を上げていき
いかにその頂点にいる最上位顧客(ペルソナ)を浮き彫りにできるのか
いうことです。

ペルソナを浮き彫りにできれば

【ペルソナを設定する4つのメリット】
①効果が高い発信ができる
②サービスの質が向上する
③ブランド価値が高まる
④無駄な手間を省ける

が発揮されるようになります。

つまり効果を最大化する要素になります。


ペルソナ設定の効果を最大化するには

ペルソナの効果を最大化するためには、パレートの法則から紐解いて仮説検証を繰り返すことです。

当たり前ですが、パレートの法則でなんとなく解像度を上げるだけでは効果は出ますが最大化はできません。
しかし、パレートの法則からペルソナを紐解いていくことで

①浮き彫りになったペルソナをベースにビジネスを構築する
②構築したビジネスを実走する
③ユーザーの反応を分析する
④パレートの法則を活用して最上位顧客を特定する

このような流れをつくることができます。

そして


⑤浮き彫りになった現状の最上位顧客(ペルソナ)をベースにビジネスを再構築する
⑥構築したビジネスを実走する
⑦ユーザーの反応を分析する
⑧パレートの法則を活用して現状の最上位顧客を特定する

⑨浮き彫りになった現状の最上位顧客(ペルソナ)をベースにビジネスを再構築する

という最強の仮説検証ループが発生します。
これは本当に最強のPDCAです。

この作業を繰り返していけば

・おのずとパレートの法則に則っていくようになる
・4つのメリットの効果が高まる
・売れていく

シナジー的に効果が高まっていくようになります。


まとめ

パレートの法則からペルソナを紐解いていくと
ペルソナ設定の効果を最大化できるようになります。

世の中の原理原則レベルの法則を活用して紐解いていくことで
本質から設計できるようになるので
盤石なビジネスを構築できるようになります。

ペルソナ設定で

・少し不安がある
・なんか行き詰まっている
・本当に正しいのか再確認したい
・そもそも設定の仕方がわからなかった

そんな時はぜひ「パレートの法則」から紐解いてみてください。

あなたのビジネス成長に少しでもお役立てできれば幸いです。


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