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週刊新陽 校長室から

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札幌新陽高校の校長による(ほぼ)週刊レポートです。 新陽高校ウェブサイト: https://sapporoshinyo-h.ed.jp/
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2022年6月の記事一覧

もっと生徒主体の学びへ。教員のアンラーン(unlearn) 【週刊新陽 #64】

もっと生徒主体の学びへ。教員のアンラーン(unlearn) 【週刊新陽 #64】

新陽高校には、さまざまな方が視察に来られます。

生徒の挨拶や活発に活動している様子を褒めてくださる方も多いのですが、同じくらい良くいただくのが教職員についての感想。

「職員室の明るい雰囲気、そして先生たちが自らが挑戦する姿を示していること。新陽高校は、生徒が未来を考えることができる学校だと感じました!」

「おもしろい学校があると聞いて訪問させていただきましたが、何より驚いたのが職員室。先生方

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3年ぶり!YOSAKOIソーラン祭りに本気で挑戦 【週刊新陽 #63】

3年ぶり!YOSAKOIソーラン祭りに本気で挑戦 【週刊新陽 #63】

今年、札幌の6月の風物詩『第31回 YOSAKOIソーラン祭り』が3年ぶりに開催されました。(開催期間:6月8日(水)〜6月12日(日))

高知県のよさこい祭りをルーツに、よさこい祭りの鳴子と北海道の民謡・ソーラン節をミックスして1992年に誕生したYOSAKOIソーラン祭り。大通公園を中心とする市内各所がステージとなり、様々な衣装を身にまとった踊り手たちが演舞を披露します。

今年は規模が縮小

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Kawaiiとは哲学である 【週刊新陽 #62】

Kawaiiとは哲学である 【週刊新陽 #62】

6月に入り、春から夏へ季節が変わるのを感じますね。

札幌は5月後半に27℃を超える夏日になったかと思ったら、最近は最低気温が10℃程度の肌寒い日が続いています。

寒暖差が激しく体調も崩しやすいこの時期、皆さま、くれぐれもご自愛ください。

Kawaiiと多様性6月2日(木)の全校集会で、今年度最初の『多様性対談』を行いました。

この対談は、ゲストの多様な価値観や生き方を通していろいろな視点か

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あきらめなかった新陽生〜高校生が考える宮澤賢治展 【週刊新陽 #61】

あきらめなかった新陽生〜高校生が考える宮澤賢治展 【週刊新陽 #61】

みなさんは、宮澤賢治と聞いてどの作品が思い浮かびますか?

童話の『銀河鉄道の夜』や『注文の多い料理店』、あるいは『雨ニモマケズ』の詩でしょうか。

先日「新陽高校・宮沢賢治文学を研究する会」主催のイベントが行われました。

今回、有志生徒と国語科の髙橋励起先生によるこの会のメンバーが選んだのは、短編童話『オツベルと象』。その版画絵本の作者・佐藤国男さんから、なんと直々に版画(原画)や版木をお借り

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