nobuko fj

人間の成長は、回り道だらけの螺旋のようだ、と昔よく話し合った。 隙間の狭い私の螺旋。 …

nobuko fj

人間の成長は、回り道だらけの螺旋のようだ、と昔よく話し合った。 隙間の狭い私の螺旋。 成長したかどうか長いこと見えなかった。 今 好きなのは読書と散歩。 詩について考える日々。 言葉を紡いでいきたい。

マガジン

  • 来し方行く末   詩と 詩人 時々俳句

    詩を書く という自覚ってどんなものなんだろう と時々思います。 何を書いても「詩の形式」で書いてしまいますが、自分なりの「詩」とは分けています。

  • 読書感想文・図書館

    読んだ本のまとめです

  • 映画・ドラマ・ステージ

    映画やドラマについて書いたものをまとめてみました。 年に数回レベルのコンサートや芝居も。

  • ヨガ教室・健康問題

    健康を考えたり考えなかったり楽しんだり。 図らずもいろんな猫が表紙を飾っています。

  • 遠足 旅行 美術館

    ちょっと遠出したり、旅行の記録。美術館巡りもここに入れました。

最近の記事

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独居の敵

一昨日息子が旅行土産をもってきて そのまま二時間 喋っていった 一緒に暮らしていた時は それは日常だったのだろうが いまでは「珍しいこと」になった その夜 いつもより眠りが深かったような気もするが 気のせいに違いない そんなふうに人恋しさを自覚してしまうなんて どうしたものだか ちょっと困っている とはいえ一人の快適さは換えがたいのも事実である

    • 詩の勉強会

      カンニング 授業の時は折り紙を折った 時おりは漫画を読んだ そうでないときはよそ見ばかりしていた 先生はわかっていて時々答えを言わせたが ほとんど答えられたらしかった 学年末のテストの時に カンニングを疑われたそうだ よそ見ばかりの子どもがこんなにできるはずがない 隣の子の答えを見たのだろう と けれど一問、私だけが正解した問題があったという それを確認する前にできるはずがないと言われるとは ずいぶん嫌われたものである 実は何も覚えていない 母が呼ばれていろいろいわれた

      • 「虚無」ってどういうものか としばらく考えていた 昨夜 布団に横になった時に何か考えついて ああそうか と思ったのだが 朝には忘れていた つまり それが「虚無」というものなのかもしれなかった

        • ネットフリックスのトップの絵が水着のお姉さんだったので敬遠していたのだが、実は面白いと聞かされて見てみた。 死に戻りとか人と入れ替わるナニカとか、色々詰め込まれていてとても面白かった。良い感じのラストだった。

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        独居の敵

        • 詩の勉強会

        • 「虚無」ってどういうものか としばらく考えていた 昨夜 布団に横になった時に何か考えついて ああそうか と思ったのだが 朝には忘れていた つまり それが「虚無」というものなのかもしれなかった

        • ネットフリックスのトップの絵が水着のお姉さんだったので敬遠していたのだが、実は面白いと聞かされて見てみた。 死に戻りとか人と入れ替わるナニカとか、色々詰め込まれていてとても面白かった。良い感じのラストだった。

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        • 来し方行く末   詩と 詩人 時々俳句
          77本
        • 読書感想文・図書館
          124本
        • 映画・ドラマ・ステージ
          77本
        • ヨガ教室・健康問題
          33本
        • 遠足 旅行 美術館
          32本
        • 断捨離から引っ越しへ
          36本

        記事

          Conversations with Myself

          夜 Conversations with Myself  を聞いている という言葉が、長田弘の詩の言葉の中にあった。 それを思い出し、このところ聞いている。 落ち着かせもしないけれど 煽られることもない でも 静かに「自己と対話せよ」 と迫ってくる 自己との対話から逃れるように いつも何かを読んでいる私である 自己を深めない「読む」が多いのである。 ひとりでいることができないといけない と長田弘は言った。 私はいつもひとりでいて、 そしてひとりでいることから目を

          Conversations with Myself

          白菜に追われる

          白菜好きである。 シーズン最後、と思っていたがスーパーでその日はなかった。 帰り道 いつも開いていない八百屋さんで、丸い白菜に出会った。 稼働時間が短い八百屋さんで、夕方は閉まっているのだ。 もちろん、半分とか四分の一とかではないので 通り過ぎようかと思ったが、つい買ってしまった。 西瓜並みに重かった。 半分食べるだけで大変だった。独り暮らしなのだった。 半分で、豚肉との炒め物(二日分) お好み焼き二枚(白菜の柔らかいところを使ったのが好き) クリームシチュー(三杯分)

          白菜に追われる

          風薫る 風さわぐ

          風薫る といえば 五月 と続く。 新緑が薫るようだというのかもしれないが 風は少し強すぎるのではないか そろそろ花粉も終わりか とマスクを外して歩くと 帰宅する頃には、左目の涙が止まらなくなるのである。 これは、関東の話。 南には南の、北には北の、五月の風が薫るのだろう。 新緑の美しい季節に 良いことがありますように。 あちこちで退職代行などの話が出ているが 死にたくなるくらいなら、辞めてしまってよいと思う。 仕事も学校も。 少し休んでゆっくり考えればよいのだ。

          風薫る 風さわぐ

          三人寄れば、物語のことを

          三回分の鼎談を集めた書籍である。 一度目は、上橋菜穂子さんの「天と地の守り人」の文庫化にあたって というタイミングで。 二度目は、荻原規子さんの「RDG」(レッドデータガール)の完成記念に。 三度目は、佐藤多佳子さんの「シロガラス」の三巻目が出たタイミングで。 すっかり親しいのだそうだ。その親しさが会話に現れていた。 「守り人シリーズ」も「RDG」も「シロガラス」も大好物である。 三人で、登場人物が動き出すとか、「こういくだろうなというふうにはしないようにしている」とか

          三人寄れば、物語のことを

          やっと読み終えた

          図書館に「響」があるのを見つけた。 芥川賞と直木賞を同時受賞するような小説をかける少女の物語。 マスコミには絶対出ないし嫌なことは暴力に訴えても やらないしやらせない、という破天荒な高校生の話である。 小説を書くという事にとても真摯で、書くことに対して投げやりになったりもう書けないのにぐずぐずしていたりする年上の小説家にも容赦せず、言いたい放題いうのだが、確かにその通り、と生き方を変える小説家もいるのである。 いろいろなところでめちゃくちゃだけれど潔い。 めちゃくちゃな大

          やっと読み終えた

          夜だけ PCの電源を落としている。 昨夜は、突然カーソルが行方不明になり、私も固まった。 しばらくして、「とりあえず再起動」だと気づき。 無事、カーソルが現れた。 太陽フレアのひとかけらか。 入眠剤服用後だったので、若干寝つきに影響したのだった😓😓

          夜だけ PCの電源を落としている。 昨夜は、突然カーソルが行方不明になり、私も固まった。 しばらくして、「とりあえず再起動」だと気づき。 無事、カーソルが現れた。 太陽フレアのひとかけらか。 入眠剤服用後だったので、若干寝つきに影響したのだった😓😓

          鍵のない夢を見る

          短編集である。 目次に並ぶのは 「泥棒」「放火」「逃亡犯」「夢と殺人」「誘拐」 社会の中で、上手くやっていけてない人物ばかりが出てくる。 自意識過剰で、人に認められたくて、見栄っ張りで。 それでいて努力も下手で要領が悪くて 正直になれないので人間関係もうまくいかなくて。 ニュースで聞いたばかり、みたいなストーカーの話もあった。 母親を殺した男と、母親のカードでちょっと逃避行をするとか。 ヒーローとかヒロインなんて呼べそうもない、人たちの小説。 最後の「誘拐」は、子育て

          鍵のない夢を見る

          ちょっと泣けた

          アレサフランクリンをカバーしたと聞いた。 ジャズもぴったり。 いずれ全米ツアーか。 映画「グレーテストショーマン」の歌の場面も来るものはあった。

          ちょっと泣けた

          ヨガさぼってしまった。 電車一本遅れていた。家を出る時間を間違えた。 遅れても入っていけないことはないが、ヨガマットを敷く場所が 上手く空いているとは限らない。 もともと帰りに行こうと思っていた、銀行での記帳に行き 図書館でゆったり。 サボりたいという潜在意識はきっとあった。

          ヨガさぼってしまった。 電車一本遅れていた。家を出る時間を間違えた。 遅れても入っていけないことはないが、ヨガマットを敷く場所が 上手く空いているとは限らない。 もともと帰りに行こうと思っていた、銀行での記帳に行き 図書館でゆったり。 サボりたいという潜在意識はきっとあった。

          去年の夏、少し遠いショッピングモールに藤棚があると知った。 なのに、2.3日前まで思い出さなかった。 今日行って見たけれど、ちゃんと枯れていた。 連休中に来れば良かった。 来年こそ とかいうと鬼が笑いそうな気がする。

          去年の夏、少し遠いショッピングモールに藤棚があると知った。 なのに、2.3日前まで思い出さなかった。 今日行って見たけれど、ちゃんと枯れていた。 連休中に来れば良かった。 来年こそ とかいうと鬼が笑いそうな気がする。

          クレーが書いた詩

           クレーが詩を書いていたことを私は知らなかった。  クレーの絵は、詩集などの表紙を彩るものだと思っていたので。 詩の先輩にこの本をいただいた。 詩には題名がつけられず、番号が振ってあるのだ。 ときどき「そんなに?」と思うほどセンチメンタルな言葉が並んでいる。 私が好きなのは「57」夢の詩である。 心がやけにざわざわするときに ちゃんと理由をたどっていくと 本当に些細な事だったことがよくある。 夢はそういうことを教えてくれるのだろう。 抽象画を描く人の詩なので、比喩に

          クレーが書いた詩

          葉桜と根っこ

          桜並木の中の根っこにも、季節は廻っている。 葉桜の、通りの写真を撮っていなかった。 我が家のそばだったら、何かゲリラ的に種をまいたりするだろうか。

          葉桜と根っこ