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私は学び直しを続けているだろうか?

【今日のポイント】

新年度が始まって1ヶ月が経ち、かつゴールデンウィークのこの時期は、自分や自社にとって必要なスキルなどを振り返って学び直しを考える良い機会となりますね。

私も学び直しを十分に続けているとは、恥ずかしながらとても言い難いのですが、反省も込めて自分なりの方法をご紹介しますので、ご参考になれば幸いです。

1.学び直し(リスキリング)に関する話題とGWという機会

 新年度を迎えて、はや1ヶ月が経ち、新しい環境にも少しづつ慣れてくる頃かと思います。
年度の替わり目だけでなく、環境が変化したときに、自分の持っているスキルをブラッシュアップする必要性を感じることは私も経験しているところですが、

中小企業の学び直し(リスキリング)の状況調査については、いろいろな調査記事も報道されていますが、業界によって差はあるものの、まだ組織的・体系的に経営者自身も含めて、自社の知見やスキルをブラッシュアップする取り組みは十分とは言えない状況が窺えると感じます。


 とはいえ、リスキリングという言葉は使わずとも、最近は、AIの普及やデジタル化、オンライン化、国際情勢による価格も含めたサプライチェーンの変化など、企業や地域から国や世界の単位で多くの大きな変化が起きていますので、学び直しを必要とする場面は今まで以上に増えてくると考えています。

 また、今はゴールデンウィークでもありますので、この1ヶ月を振り返って、自分や自社に足りないスキルは何かを改めて考える良い時期でもありますね。


2.学び直しの分野は?

 ここで、学び直しの対象となる分野を考えると、
まずは、個々人の職種や自社の事業に関する専門性に関するスキルが挙げられるかと思います。

 今までの経験で言えば、紙資料による経理作業が会計ソフトに置き換わり、さらにクラウド上のサービス利用も始まっているように、
職種、その業務内容などが外部環境も含めて変化すれば必要なスキルも変わってきますので、その対応がまずは喫緊に行わなくてはならないものになりますね。

その他に、これもオンライン化の影響を受けているものとして、コミュニケーションなどの対人スキルが挙げられるかと思います。

以前のブログトピックス
『ウィズコロナでの会議運営・ファシリテートのヒント』https://wp.me/p9D2bS-2kZ 、
『ウィズコロナでの、ネットワーク構築の進め方のヒント』https://wp.me/p9D2bS-2lt
でもお話しているように、コロナ前、コロナ中、ウィズコロナそれぞれの段階への移り変わりにつれて、テレワークなども含めて環境が急激に変化していますので、リアルとオンラインの併用や使い分けに関するスキルは今後も重要かつ状況に応じたブラッシュアップが必要と、自分自身の状況や知人からの話等も含めて実感しています。


そして、忘れてならないのが、心身のコンディション維持などの分野での情報のブラッシュアップと対応かと思います。

 以下の厚生労働省のガイドブックにも見るように、近年、睡眠と運動が健康や生産性に及ぼす影響について多くの研究結果なども出てきて、その重要性の認識が広がりつつありますが、
厚生労働省のガイドブックにも、睡眠不足の害に加えて、高齢者の「床上時間」(実際に寝ている時間=睡眠時間ではなく、床に入っている時間)が長すぎることのデメリットなども記載されています。

また、私も利用しているスマートフォンの睡眠アプリなど、スマートデバイスによる健康管理も更に普及してくるものと思いますので、

メンタル面も含めて、健康管理に関する情報も随時ブラッシュアップが必要と改めて感じた次第です。

『健康づくりのための睡眠ガイド 2023(案)』
令和5年(2023年)12月21日の厚生労働省『第3回 健康づくりのための睡眠指針の改訂に関する検討会』の資料。
https://www.mhlw.go.jp/content/10904750/001181265.pdf


3.学び直しを継続するには?

上記の学び直しは一度行えば良いものではなく、継続して行う必要がありますね。

この継続はなかなか難しく、恥ずかしながら自分もとても十分にできているとは言い難いのですが、
上記の3分野のように、「学び直しをする分野(カテゴリ)を洗い出しておく」というのは、学び押しを組織的・体系的に行い、継続するうえで有効な方法となります。

以前のブログトピックス『私の情報収集方法(情報源)のご紹介』https://wp.me/p9D2bS-pX
や、
『「未来予測とプランB」~プランBの立て方のヒント』https://wp.me/p9D2bS-2kO でもご紹介した情報収集方法や、週間~年間計画とその振り返りのマンダラートでの実施などは、学び直しすべき分野の一覧化とその進捗管理という面でも役に立っています。

まずは、学び直しのカテゴリを決めて、必要な情報源を特定すること、これらの情報自身を一元管理できる、自分なりに使いやすいツールを決めて使ってみることから始めてはと検討をお勧めする次第です。

【今日のまとめ】

・環境変化の激しい現在、学び直し(リスキリング)の必要性は高まっている
・学び直しの分野の例として、専門性スキル、対人スキル、心身のコンディションづくりと維持などが挙げられる
・学び直しは継続が必要であり、そのためにも学び直しの分野(カテゴリ)を決めて自分が使いやすいツールで一元管理することが有効と検討をお勧めする次第です

最後までお読み頂き、有難うございます(*^^*)!
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見出し画像:Gerd AltmannによるPixabayからの画像

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