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メンタルマガジン

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私のメンタル系の記事をまとめています。
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ブリーフセラピー(短期療法)という選択肢

セラピーと言えば、時間をかけて自分を理解し、 内面を掘り下げるイメージを持つ方が多いでしょう。 確かに、じっくりと時間をかけることで 深い気づきや変化が得られることもあります。 その前に試してほしいのが「ブリーフセラピー」です。 通常のセラピーが数ヶ月から数年かかるのに対して、 ブリーフセラピーは数回のセッションで効果を実感できることが多いです。 仕事のストレスで悩んでいたAさんは、 たった3回のセッションでストレスの感じ方が大きく変わりました。 仕事に対する捉え方や

変化の良さとは

人は変化することを怖がるとよく言われています。 知っている悪いことより知らない良いことは嫌だそうです。 未知のものへの恐怖というのは確かにあるかもしれません。 しかし、嫌な状態が続いているのであれば、 それを打開しなければ良い状態にはなりません。 だとすれば、自分の変化を受け入れていくということも重要なことです。 自分がより良く変化できるならば、積極的にそれを受け入れた方が 良いのですが、なぜか躊躇する人が多いです。 躊躇すれば当然、成長はなく、良くない状態が継続します

愛されたければ愛せよと言いますが

愛されたければ愛せよと言いますが、 そもそもどのように愛されたいのでしょうか。 何でもやってもらって、 何でも理解してもらって、 何でも認めてもらって、 何でも受け入れてもらう。 これが愛でしょうか? もしそうだとしたら、同じように相手に対して それができるのでしょうか。 きっとそれは難しいでしょう。 愛するということは、自己犠牲的に相手に尽くすことではなく、 自分は自分であり、相手も相手であり、 対等な関係を認め合うことです。 対等な関係を認め合うことで、お互い

摂食障害の人に多い傾向

摂食障害になってる人の多くは自分自身が嫌いだと言うことです。 だから、ダイエットを機に摂食障害を発症したりします。 もし、自分が嫌いでなければ無理に自分を変える必要はありません。 外圧的に周りからいろいろ言われて、自分を変えようと言う時も、 もうその時には自分が嫌いになっていますので、 別の何かになろうとしています。 その結果、自分自身で多大なストレスを抱えることになり、 自己否定になり、苦しむことになります。 本人はそのことを理解していませんので、 理想の自分になろう

メンタル改善テクニックは無料で学べる2

好評なので、無料で学べるサイトの掲載です。 フォーカシングサイト について このサイトでは本流のフォーカシングについては扱っていません。 専門の研究家や、臨床心理学の先生たちが、フォーカシングの普及に努めているかと思いますので、本流のフォーカシングを学びたい方は、本サイトではなくグーグルなどで【フォーカシング】を検索してください。 ここでは、ママでも使える、高校生でも使えるフォーカシングを目指しています。 自分の中のイライラと付き合う方法を知らない方に、その方法を開

メンタル改善テクニックは無料で学べる

EFTとは EFT(Emotional Freedom Techniques)とは感情解放テクニックの略で、身体のツボをタッピングしながら、言葉を発することで、感情というエネルギーを流し出して、正常な状態に戻すエネルギー療法です。 米国のゲアリーさんが作りました。元々はTFTを学んだゲアリーさんがより多くの人にも適応できるように簡略化し、発展させたものです。 EFTのコンセプト EFT は、極めてシンプルなタッピングにより、効果を挙げられる感情解放の手法です。 基盤とな

心がないと仮定すると?

よく「心が〜」と言う人がいます。 常識のように語られますが、心を見た人はいません。 人の態度や表情、言葉から、心を推し量る感じでしょうか。 心があるという前提を持っている人たちは、 何の疑いもなく、存在しています。 もし、心がないとしたらどうでしょうか? 実際、心を意識しなくても、 置かれた状況から人の気持ちに変化が起こり、 ポジティブやネガティブになったりします。 同じ状況でも、人によって反応は変わります。 個人差です。 場の雰囲気に飲まれる人もいれば、 ムードメー

メンタルトラブルを抱えている人にやって欲しいこと

最大級にダメージを受けているときは休んだ方がいいです。 問題から離れましょう。 ある程度客観的に物事を見られるようになったら、 自分と同じような人の事例を見てください。 お友達になったり交流はしなくてもいいです。 昔、DVに遭っている人が、 自分の出来が悪いから、 怒られて殴られていると思い込んでいましたが、 メディアやネットの情報を見て、相談所に行ったら まさしくDVですと言われ、考え方を変えた例があります。 自分の問題が客観的にどうかというのは中々判断がつきません。

(DID) 解離性障害、私のアプローチ。

よく、勘違いされているようなので書いておきます。 日本では病名をつけることができるのは医師です。 治療のも医療関係者がするでしょう。 それについては異論もないし、最終判断は医療関係者がします。 でも、そういう人と関わることは自由です。 知り合いにいるとか、友達にいるとか、そういうことです。 私は医者ではありません。 どんな疾患であろうが、一人にしないことが大事です。 私は海外のブリーフセラピーをベースに会話したり、 考え方を教えたりしていますから、 医療関係者には該当し

トラウマの治し方と、解離性障害(DID)

トラウマが明確にわかっているなら、 対処はしやすいと思う。 明確にわからない場合、 本人にとって何が問題になっているのかも 理解ができない。 ただ一定の条件が揃うと 身体が強張ったり恐怖が出てきたりします。 この場合、一定の条件というのがトリガーになります。 トリガーさえわかれば解決は可能です。 PTSDなどが心的外傷等と訳されてしまっているので、 心理的なものと思われている部分が多いですが、 実際には身体の反応であると考えられます。 実際に交通事故に遭って、 大き

疑えないメンタルの問題。

大きなトラウマとか、すごい体験であれば 記憶に残っていることが多くて、 それを手がかりに解決に向かおうとする方法もある。 実際にはそんな大きな問題でなくても、 人の気持ちの中に大きく引っかかりを作ってしまう事件はある。 些細なことを覚えていないので、そのことが原因だとは誰も思わないし、 覚えていないから、注意深くケアする対象にもならない。 実際には、親が言った一言がずっと影響している人はいる。 そのことについて、自分から話すこともないので、誰も気がつかない、 比較対象も

本当の自分になれるのか?

よく本当の自分で生きていきたい人がいます。 きっとそれは本当の自分ではありません。 本当の自分で生きて生きたい人は、 既に本当の自分なので、わざわざそんな事は言いません。 わざわざ言っているのは現在に不満があるからです。 どうして本当の自分で生きられないかと言うと、 人が生まれながらにして自分があります。 全くゼロベースだと考えてください。 ここに様々な経験が積まれていきます。 家庭環境やその他の体験です。 現代の環境からすると、 その人にとって望ましい体験だけで生き

パニック症について(理由と出口)

パニック症を患っている人は多いと思う。 私自身もなったことがある。 過呼吸であったり、広場症候群、 衝動的に良くないことを考えてしまうことがあった。 パニック症にはいくつかのパターンがあるが、 その中で比較的多いのが、幼少期の抑圧から来るパニックだ。 幼少期に自分で人生を選択できない状況にある人が、 パニック症になるパターンが多い。 これは私の観測した範囲のことである。 具体的には、虐待や過度の教育などがそれに当たる。 子供としては親に嫌われるわけにもいかず、 親の

生後3日で人生が決まる。

トラウマは一瞬で入る。 思い込みは一瞬で作られる。 人はその思い込みを守るために自分を正当化し、 自分は正しいと言い張り生きていく。 思い込みに合致しない事は、スルーする傾向にある。 これは認知のバイアスなので、本人も気づかない。 指摘されたり、検証したりして初めてわかるもの。 だから、知らず知らずのうちにそれを守っている。 子供の時に、家族に大きな声で威圧的な人がいれば、 大人になっても大きな声の人は苦手になる傾向にある。 嫌なことを避けるのが人間だ。 好き嫌いは生理