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“言語化”の重要性について

仕事をする上で、自分が考えたことや打ち合わせなどで決めたことを文章にして記録に残すことが多いですよね。

これらは普段からやっていることですが、そもそもなぜ記録に残す必要があるのでしょうか?

その理由は、せっかく考えたことや決まったことを記録に残しておかないと忘れてしまうからだと思います。

記録に残すことで、後で振り返って確認することができます。

そして、文書として残すためには、いわゆる“言語化”という作業が必要になります。

言語化についていくつかの定義がありますが、ここではシンプルに“言葉に変換すること”とします。

具体的には「自分が頭の中で考えていたことを言葉に変換して、他の人にも伝わるようにする」といったイメージです。

この場合、言語化することで以下のようなメリットが考えられます。

<言語化することによるメリット>

1.頭の中で漠然と考えていたことを具体化できる

よいアイデアや構想が浮かんだとしても、頭の中で考えている段階ではどうしても抽象的なレベルになっています。これをきちんと言葉にすることで、具体的な内容に落とし込むことができます。

2. 客観的に整理することができる

アイデアや構想を言葉に書き出すことで、自分の頭にあったものを外部に出すことができます。これは紙に書いてもPCに入力してもよいのですが、書き出したものを眺めることで、客観的に整理することができます。
客観的に見ることで誤りや不足点に気づくことができるので、ブラッシュアップにつながります。

3.他の人からフィードバックを受けることができる

こうしてブラッシュアップした自分の考えを他の人に伝えることができます。その結果、内容に対する意見や改善点などのフィードバックを受けることができます。


このように言語化には多くのメリットがあるのです。


ビジネスシーンにおいて文章を作成する場合には、このような言語化のメリットを意識しておくとよいでしょう。

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