【勝手に人生相談 No.437】研究生活 経済自立求める父 ( 大阪府・20代男性)
▼ご相談内容▼
▼やまのぼ回答▼
あなたが、まず正さなければならないことは、お父さまに対する誤解だと思います。現在のお父さまの言動を、一時の感情で非難しないことです。
ここまで、育ててくださったことは、あなたにとっては当り前かもしれませんが、経済的な援助もさることながら、いろんなご苦労の末、あなたを育てあげてくださったのです。
まずは、そのことに感謝するべきでしょう。そうすれば、アプローチの方法も自ずから変わってくると思います。
いまのあなたは、幼い子どもさんが、駄々をこねているようにしか思えません。恵まれ過ぎた現状は既得権益として、何の疑いもなく享受した上に、まだ甘えようとするあなたの稚拙さを恥じるべきでしょう。
できないことを、並べればいくらでもあげられるでしょう。できる方法を考えるのが大人の対応だと思います。
成人までは、親の養育義務はあると思いますが、成人後はご本人の自己責任で賄っていくのがあたりまえで、お父さまの仰る通りだと思います。
ところで、あなたのお考えの中には、折衷案が全くありません。それは、出来ないことを断定しているからだと思います。
置かれた現状を踏まえて、出来る方法を模索してみることです。
例えば、働きながら学ぶ方法はないのか?つまり、通信制などで学ぶとか?あるいは、働き先も勉学にリンクした仕事に就き、一石二鳥を考えてみるとか?
自活しながら学んでいる人は、ゴマンといるのですから、絶対に方法は見つかると思います。
あなたが、可能な限り努力しても、ダメな時に、初めて親御さんにご相談されればいいと思います。
優先順位を間違えていることに、気付かれることを願っています。
▼次回のご相談予告▼
次回の【勝手に人生相談 No.438】千葉県・60代女性のご相談です。「質素な生活できない母」を、予定しております。
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