【勝手に人生相談 No.439】4児の父でも自分最優先の夫 ( 千葉県・40代女性)
▼ご相談内容▼
40代のパート女性。6歳から15歳まで4人の子どもがいます。
同世代の夫は5年半前から単身赴任です。夫はたまに帰ってきても子どもと関わろうとすることもなく、スマホをずっと見ていたり、本を読んだりと自分が最優先です。
私は平日の半分はパートに出ていて、その後は幼稚園児や受験生の子どもの、習いごとの付き添いや送迎で休む暇もありません。
夫が土日に帰ってきている時、子どもと積極的に関わってほしいことを伝え、習いごとの送迎を頼みましたが、1、2回やらなくなりました。
夫は子どもがかんしゃくを起こして駄々をこねるとどなるため、子どもたちは夫に近づこうとしません。
私はそんな夫のことを諦めている一方で、もめる度に変わってくれるのではと期待してしまいます。今後どうしたらいいかわかりません。
▼やまのぼ回答▼
まず、このままだと、ご主人は変わらないと思います。
つまり、あなたが変わることで解決するしかありません。人はだれも、良い面と悪い面を併せ持っています。その悪い面ばかりを、あげつらっても何も始まらないし、解決になりません。
これからは、ご主人の良い面を、見るように努めることにしましょう。あなただって、その良い面があるから、一緒に暮らせているのでしょう。例えば、真面目で一生懸命、ご家族のために働いてくれているとか。
あなたは、この際、考え方を根本的に変えてみましょう！ご主人のことをもう一人の男の子だと考えることにすればいいと思います。
この5人目の子どもとの接し方は、口うるさく諭すのではなく、無視することです。あなたからの干渉が解かれれば、ご主人は間違いなく不安になるでしょう。
その時、はじめて話し合いの土壌が、生まれるのです。多分、あなたがたご夫婦は、話し合うことが充分できていないのでしょう。
お互いが、相手の現状を把握できていないのだと思います。
あなたは、ご主人の単身赴任の苦労を理解できていないし、ご主人は、あなたの日常の苦労を、ほとんど理解できていないのではないでしょうか。
私は、常日頃思っています。
お相手のことをどれほど優先的に思うことができるかが、愛情のバロメーターなのだと。
話し合うよりも、手っ取り早く、気付かせたいのなら、仮病であなたが一日だけ寝込んでしまう手もお薦めです。あなたのいつもの苦労を身体で感じてもらういい機会になるかと思います。
いずれにしても、ご夫婦で話し合う時間を、もっと取り、お互いの現状を理解し合うことが必要のようです。
そうすれば、たまの休みには、できるだけ、ご主人の好きなように過ごさせてあげようと、あなたは思えるし、ご主人はもう少し子どもさんの面倒をみようと思えると思います。
▼次回のご相談予告▼
次回の【勝手に人生相談 No.440】神奈川県・20代女性のご相談です。「離婚を考える親 関係修復を願う」を、予定しております。
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