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「初めて」を上手にアピールする|まず、1万部を目指す著者が出版前にしておきたい17のこと|その6



◆軽やかに、くり返し告知する技術

「イベントの集客は、1回目はそんなに難しくない。
 2回目、3回目と続けていくほうが難しくなる」
これは私がメンターに教えていただいたことです。

同じように、出版においても初めての著書はサポートが集まりやすい反面、
2冊目や3冊目に進むほどハードルが上がります。

初めての場合は、
「初めての挑戦なので、ぜひ見守ってくれると嬉しいです」
とお願いすることができます。

くり返し投稿を行う際に、
初めてのドキドキ感、ソワソワ感、緊張感、不安を、素直にSNSでシェアし
フォロワーに自然な形で新刊の登場を伝えます。
出版前にあなたとご縁のあった人に、
「初めての出版」をアピールしておきましょう。

伝えられたほうも、
気軽に「おめでとう」と返答しやすいです。
広く周知したい時は、この軽さを上手に使ってください。

◆「初めての出版」を上手に活用する5つのヒント

1)成長の過程をシェア
出版初心者として、あなたの成長過程を素直に共有することで、
ファンとの結びつきを深めることができます。
成功や失敗、嬉しかったことや辛かったことを率直に伝えることで、出版前からあなたの本に興味を持ってもらいます。

2)他の本と違う新しい視点
初めての出版の場合は、
あなたは従来の視点やアプローチとは異なる独自の視点をもたらすことになります。
これまであった本とはココが違うを、伝えていきましょう。

3)初心者向けをアピール
初めての著者は、初心者向けの本の執筆依頼を受ける傾向を感じます。
(もちろん、専門書等は異なるかもしれませんが)
その場合は、専門的な知識がない初心者でも理解しやすいスタイルで記述されていることも大きなアピールポイントです。
プロの人たちに囲まれて日々仕事をしていると、つい分からなくなってしまう感覚ですが、
トミーのように読むことが苦手な人を切り捨てないことは重要です。

4)プロセスもオープンに
本の制作過程や執筆の裏側をオープンに共有することで、
ファンとのコミュニケーションを強化できます。
ブログやSNSを通じて
「こんなことに驚いた」
「こんな失敗をしちゃった」
という新人だからこその目線を
共有すると良いでしょう。

5)初版限定の記念品
出版前に予約してくれたファンの方向けに、
特典として形の残る「モノ」をプレゼントすることはオススメです。

前回の記事にも書きましたが、動画プレゼントやPDFプレゼントは真新しさがありません。 

SDGsやミニマリストって言われてる時代に「モノ」?
と、疑問に思うかもしれませんが、
だからこそ、あえて「モノ」です。

物といっても、シールやしおり、ポストカード等で構いません。
理由としては以下があげられます。

・デジタルデータより喜びが大きい
・写真を撮ってシェアしてもらえやすい
・記念に残る

メンターが初めて出版した際にプレゼントしていたシールは、
私にとって宝物です。
あなたの手元にも缶バッジやボールペンなど、
思い出深い記念品はありませんか?
あなたの初めての本を、一緒に盛り上げてくれたファンの方には、
ぜひ思い出になる「モノ」のプレゼントを検討してください。

これらの5つを組み合わせながら、
初めての出版をあなただけでなく、
ファンにとっても印象に残るものにしてください。

◆初めてなのだから、どんどん質問できる

また「初めてなので」とメンターや著者の先輩に、
何でも質問できるチャンスでもあります。
出版のことを知らなくて当然です。
この機会に気になることはどんどん質問しちゃいましょう。

また、少しずつ書いた内容をシェアして反応を見るのもオススメです。
SNSにシェアすることにより、直にフォロワーの反応を拾うことができます。

執筆中は思い通りにいかず苦しい時期があるもの。
その苦しい気持ちや、ちょっと読者に相談してみたり、
悩みポイントをリリースして、どんな本になるんだろうという期待感や応援に変えていきましょう。

まとめ

出版前にしておきたい17のこと
【その6】
「初めて」という強みを最大限活用する

2024最新版に使用する予定の原稿を、
こちらのnoteに順次アップしていきますので
応援、感想、質問は気軽にコメント欄へ。

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