見出し画像

金価格が2024年にはいって急騰している謎


Bloombergの配信メールに次のコメントがあった。

“Gold’s rally above $2,300 has been a conundrum for many analysts, particularly as Treasury yields remain elevated. While central banks and consumers are buying, outflows from gold-backed ETFs are puzzling.”

(参考訳)「金価格が2,300ドルを超えて上昇したことは、多くのアナリストにとって謎となっている。特に国債利回りが高止まりしているのにである。中央銀行や消費者が金を購入している一方で、金を裏付けとするETFからの資金流出があるのは不可解だ。」

多くのアナリストにとって2024年の金価格の急騰は謎らしい。

一般的な金価格上昇の要因と考えられていることは掲げられる。ただ2024年に個別にみて急激に変化しているだろうか。複合的に組み合わさっているのか。

(金価格の上昇要因として捉えられている主な項目)
* 円安の進行 2024年4月時点で1ドル=151円台と、円安が進行したこと。
* 地政学リスクの高まり: ロシアのウクライナ侵攻や台湾有事などの地政学リスクの高まり。「有事の金」
* 新興国の金買い増し: 新興国の中央銀行による金の継続的な買い付け。
* 金の採掘コストの高騰: 金の採掘が技術的に難しくなり、採掘コストが高騰していること。
* 工業用途の需要増加: スマートフォンやパソコンなどの電子機器の普及により、金の工業用途の需要が高まっている。

以上

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?