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『あやうく一所懸命生きるところだった』を読んで

『あやうく一所懸命生きる所だった』を読んで

なぜこの本を手に取ったかと言うと…

今まで一生懸命生きてきて これからも生きなきゃいけないのか…と絶望にも似た感情を思っていた矢先に、この本に出会った。

「一生懸命じゃなくても良いんですか?」
「アリンコの人生じゃいけないんですか?」

今までの人生一生懸命生きた割には、
私の人生…
認めたくないけど、うまくいったとは思っていない

人生で何かに勝ったこともない。
人より秀でたものもない。

子供の頃から勉強嫌い。
過度におとなしかった。
積極的な人に憧れてたぁ!
ピアノは、いくらやっても上手になれなかった。
運動神経も少し鈍い

たいしてモテもしない

そんなに人から好かれることもない

今じゃ何故か友達もいない…

決して人から羨ましがられる人生ではない
これは、自慢なのかはわからないが、羨ましがられない。

それをこの本を読んで自分を認めた方がいいことに気がついた。

そうなんです。
私は、たいした人間ではないのです。

認めた…❗

認めることにより…

自尊感があがると…書かれている。

自尊感とは、理想の姿に合わせるのでなくありのままをの今の姿を認める

今まで突っ張って生きてきた!
だめな自分も認めること。
もちろん良い所もあるよ❗
認めると楽に生きていける様なきがする〜❗

・手っ取り早く自分を不幸にするならば、「他人との比較」

これは、ほんとほんと…私の母も比較してなんぼだった…

著者がお伝えしている通り、優秀な友と比較ではなくて、いつも隣の家の仲の良い「さとみちゃんと…」比較

いつも家の対立から始まり…隣が早起きだとうちも早く起きる…お家をリフォームしたら、うちもやる

うちがピアノを買って習い出すと、隣もピアノを買って習い出す。

挙句の果てには、「さとみちゃんと遊んじゃ駄目…」になった…のだ

あんなに仲良しだったのに…

でも、そのさとみちゃんも、入退院を繰り返し61歳で亡くなった…

あんなに比べられたり、比べたりしていたのに…
結局、人間死んだらおしまいだった…
あの競争は何だったのだろうか?

終わりを見据えて生きていく事も大切だ。
親たちはわかっていたのだろうか❓

残念な事に、さとみちゃんと遊んだ記憶は、幼少期しかない。

 

ハ・ワンさんは、若さと引き換えに得られるもの…とあるが
もう先がない。

人生100年時代というが、生きてきただけでも儲けものである。

年を取るのも悪くない…
若さも、
いつかなくなってしまうから、ないものに、美化されてしまう。

ないものねだり…とは良く言ったもので、自分にはないのでほしい…
自分にないもの、決断力…

奇麗なお肌も…お金も…
明るい性格も…ないのでほしい…

・失えば入ってくる…

心の空間を作ることはとても大事だ。
満タンの空間は、何も入ってこない

クローゼットがパンパンになると何も入ってこないし、何を買ったのかも気が付かない。
紙袋の中に入ったままなんてことも…

逆にクローゼットが空っぽになると、生地を買ってきてでも増やす。

すると自分の制作意欲も湧く

ぽっかり空いた空間を別の何かで埋めるようにしないといけない。

人生あまり期待しすぎるな❗

この年になればこうなってるよね…と言う人生設計マニュアルを捨てたい。

期待すればするほど人生が薄ぼんやりしていきみすぎ…

成功している人を見て真似ても、その過程までは真似出来ない…が何かを掴むきっかけにはなると思う。

この「あやうく一所懸命生きるところだった」
を読んで、今までの考え方、働き方の意欲や気持ちが変わるのは間違いない。

自分の人生は、キャッチコピーではなく、ストーリー…
大どんでん返しがあるかはわからないが、物語も三分の二までは読んでいる。
残りの三分の一は、プレゼントをどう遊ぶかにかかってくると思う。

あやうくアリンコの人生を生きるところだった。
キリギリスの人生もあったんだ…と言う事に気づいた。

選ぶのは自分…

ありがとうございます。

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