【詩作】仮面生活

鈴木のびで です。
さて、みなさんは「喜怒哀楽」「感情」「衝動」を包み隠さず生きていますか？
さすがに無理ですよね。
幼児ならともかく、年を重ねれば「我慢」「忍耐」「常識」「世間体」などいろんな事が身についていくものです。
それは「仮面を被って暮らしている」と言えるかもしれませんね。
それでは どうぞ

「仮面生活」

あんたの仮面は良く出来てるな
嘘も涙も包み隠して
薄ら笑いをうかべてる

おいらの仮面は出来が悪くて
心の裏が透けて見えるよ
目つきが喧嘩売りたがる

言いたいことを全部言えたら
どんな未来になるだろう？

あんたの仮面は良く出来てるな
憂さも怒りも覆い隠して
真面目な市民を演じてる

おいらの仮面は出来損ないで
喜怒哀楽を隠せない
トラブルばかりを誘い込む

素顔で投げつけた暴言の矢
あんたの仮面がひび割れて
おいらに良く似た本音が見えたぜ

安心したぜ
同じ匂いを感じたぜ
安心しろよ
見て見ぬ振りは得意種目さ

絶妙のバランス
ギリギリのストレス
大人らしく　大人しく
あんたも　おいらも
出来る範囲で
つづけてみようか･･･
仮面生活

以上、鈴木のびで 「仮面生活」でした。
貴重なお時間拝借、ありがとうございました。
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