コーヒーと言いすぎるな。好きなものの布教の仕方
会社員をしながら、副業でコーヒーをやっている奥田です。NO WAVE COFFEEというオンライン限定のコーヒーショップをやっています。
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さて今日のテーマは「コーヒーと言いすぎるな」です。
の前に、1つ報告があります。
100BANCHに入ることになりました!
アクセラレーションプログラムっていうらしいんですが、簡単に言うと渋谷の駅近物件でコワーキングスペースみたいなところを利用でき、メンターさんにもついてもらえるみたい。
そんなに定期的に話せる、とかではないみたいなんですが
僕が希望したメンターさんは&CO.の横石さんとこの前面談させてもらった時に、早速アドバイスをいただいてきました。
「コーヒーと言いすぎない方がいい」
それがこの言葉だったんですよ。僕が「コーヒーコーヒー」あまりにうるさいもんだから笑
まあそれは半分冗談だとして、これは結構肝に銘じておかないといけないなあと思ったんです。
横石さん、実はスタバのブランディングとかコミュニケーション戦略に携わっていたことがあるらしく(すごすぎ)
その観点からアドバイスをいただけたのですが、スタバは「サードプレイス」という言葉から一気に伸びたみたいなんですよね。
僕もスタバ店員をバイトでやっていたので、お客さんが求めているのはコーヒーの品質とかよりもサードプレイスっていう体験そのものなんだよなっていうのは肌感として納得でした。
たとえば僕がスペシャルティコーヒーというものをみんなに広めようと思って、「スペシャルティコーヒーをみんなで語る会!」とかやったら、
多分誰も来ないですよね。笑
来ても、多分それはすでにスペシャルティコーヒーを知っている人。内輪の盛り上がりになってしまいそうです。
そうじゃなくて、「休みの日の過ごし方」とか(ちょっと急に広すぎるか)
「読書とコーヒー会」とか(なんだそれ)
全然いい例えが思い浮かばないんですけど、あ、おいしいケーキとコーヒーのペアリング会とかですかね。
そうやって、もう少し間口を広げたり、みんなが本質的に求めている方に焦点を当てた方がいいと思うよっていうことを言われました。
これを聞いたときに「まさにだな」と思って、もしコーヒーを本気でブランディングするのであれば
僕に必要なのはコーヒーって言い過ぎだよってその都度教えてくれる人の存在だなあと思ったんです。
多分なんですけど、コーヒーへの熱量ってにじみでるくらいでいいんですよね。
いや、コーヒーが本気で好きな人から買いたい気持ちはあるけど
そう毎回毎回コーヒーコーヒーと言われても、そんなに味わかんないしなあってなりますよね。
ここのコミュニケーションの仕方は、もっと探っていきたいなあと思ったし
「コーヒーは差別化が難しいから、この辺のコミュニケーションを設計した方がいいね」っていうアドバイスも
本当にそうだなって思いました。
多分クラウドファンディングのときに、プロデューサーのカズキタさんからも似たような言葉を何度かもらっていて
カズキタさん優しいからふわっと止めに来てくれていたような気がするんですけど、おそらく言いたかったことは同じなんだろうなって思いました。
そうやって世の中との温度差を見抜いて、客観的なアドバイスをくれる人ってマジで貴重なので
本当いい経験させてもらえたなと思ってます。
最後まで読んでいただいてありがとうございました。
ではまた。
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