「バビロンの大富豪」の要約と感想

「バビロンの大富豪」を読みました。

本書では富を手に入れるための5つの黄金法則というものが出てきます。

五つの黄金法則

第一の黄金法則
将来の資産と家族の財産を築くため、最低でも収入の十分の一を貯めるならば、黄金は自ら進んで、しかもだんだんとその量を増やしながらやってくるだろう。 
金を貯めれば貯めるほど、ますます簡単に金が手に入るしその額も増えていった。稼いだ金がさらにまた別の金を稼ぐ。これが第一の黄金法則の作用である。

第二の黄金法則
貯まった黄金がさらなる利益を生むような働き口を見つけてやり、家畜の群れのごとく増やせる賢明な主人となるならば、黄金は勤勉に働いてくれるだろう。 
金は自分から進んで働くもの。チャンスさえ与えれば、自分からどんどん増えようとする。自由になる金を持っている人間には、最も有利に運用できるチャンスも訪れるものである。

第三の黄金法則
黄金の扱いに長けた人々の忠告のもとに黄金を投資するような慎重な主人であれば、黄金はその保護のもとから逃げようとはしないだろう。
‍金は、慎重な持ち主にしがみつき、軽率な持ち主からは逃げだす。金を賢明に運用している人間に忠告を求める者は、自らの財産を危険にさらすのではなく、安全に保持しておいて、常に増えてゆくのを満足して楽しむ術を身につけるようになる。

第四の黄金法則
自分のよく知らない商売や目的、あるいは黄金を守ることに長けた人々が認めないような商売や目的に使われる黄金は、その人間から逃げてゆくことだろう。
運用に長けていない人間からすると、最高の利益を生む運用先がほかにたくさんあるように見える。しかし、こうしたものは損失の危険に満ちていることが一般的だ。金は貯めたが、まだ経験未熟な者が、自分の判断だけを頼りによく知らない分野の事業や目的に投資すると、その判断の誤りに気付く。金を運用するのに長けた人々の忠告に従って投資する人間こそ、賢明である。

第五の黄金法則
あり得ないような莫大な利益を生ませようとしたり、詐欺師の魅惑的な誘いにしたがったり、あるいは自らの未熟で非現実的な欲望に頼ったりするような人間からは、黄金は逃げてゆくことだろう。
巨万の富をいきなり作れるというような計画には、どれも裏に危険性が潜んでいるということをよく自覚し、その分野の賢者のいう事によく耳を傾けること。手元に損害を出さないこと、投資した金を回収できないようなものには投資しないこと、元手が拘束されるような危険は決して冒さないこと、以上のことを忘れずに。

‍バビロンの大富豪の教えの中核にあることは、
「お金を使ってお金を生む」ということ。

労働の対価としてお金を貰うのでははなくて、お金を使ってお金を生むという経営者・投資家マインドがあることでお金持ちになれるというお話です。

じゃあ、具体的にどうやってお金を使えばいいのか?

知識投資にお金を使うべきです。

一番簡単な知識投資は本を買うこと。
本は1冊1000円とかで、著者が人生をかけて学んだことを追体験できるので、ありえないくらいコスパがいいです。


知識は一度身につけば、一生使うことができます。

最近は、NISAなどの金融投資が流行っていますが、若いうちは、金融投資よりも知識や経験を増やすことにお金を使ったほうがいいです。

金融投資のリターンはせいぜい年間5%程度ですが、
知識に投資をすると10倍、100倍になることがザラにあります。

僕は少しでも欲しいと思った本は、速攻で購入するようにしています。

読書はマジいいですよ。
楽しいし、勉強になります。

金持ちはみんな読書家です。

成功者も人によって言うことが違ったりしますが、
「読書すべし」って言う点ではみんな共通しています。

知識投資しか勝たん。

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