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なぜ、好きじゃないことを仕事にしているのか(という長いひとり言)

こんばんは。
ずっと書きたかったことがあったんだけど、
なかなか脳内が整理できず、先延ばしにしておりました…。

今日は脳内を整理しつつ書いてみようと思います。

というのも、自分自身、仕事を頑張っていきたいけど
どんな仕事をどんな風にやっていきたいかハッキリしなくて。

ただ、今の仕事を5年後も続けていきたいかと問いかけた時、
心の中の私が
「嫌だ!なんなら1年後ですら嫌だ!」
と言っていたので、きっと転換期なんだろうな、
と思ったのです。

たぶん、今の仕事にモヤモヤを抱えている
アラサー会社員の方も多いと思うので、
自己分析の第一歩として、過去を振り返る際の参考になれば幸いです。
(なるんかな・・・w)

そもそも、なんで好きじゃないことを仕事にしてるの?

というと、
「好きなことは仕事にできない」
「できる人もいるかもしれないけど、それは才能がある一握りの人で
 自分のような落ちこぼれの人間はできない」
と思っていたから。

完全に「できない脳」ですね(笑)
自分が自分に「できるかな?やってみようかな?」
と考える余地も与えていないw

じゃあ、なぜ「できない」と思っているのか。

これを考えるとね、子供の頃に人から言われた言葉が
ものすごーく根深く残っているのだと思います。

今日は子供の頃に言われてショックだったエピソードを
2つ書いていこうとおもいます。

①「そんなこと(苦笑)(勉強したって何にもならないよ)」

私、ファッション誌がとても好きで、
小学校中学年ごろにみんなが
「ちゃお」「なかよし」「りぼん」を読んでいるところから
早々に離脱して「nicola」を読み始めました。
(モデル時代からガッキーを知っている!というと、年代がバレますねw)

雑誌を読んでいるだけですごく楽しかったし、
「この服すごくかわいいな」
「服の組み合わせのセンスが素敵だな」
「ファッションデザイナーって素敵な仕事だな」
と考えたり、

当時ド田舎に住んでいたので
「東京のお店に行ってみたいな」

とワクワクしながら読んでいました。

ある日、雑誌の広告の中で
カラーコーディネーターの資格を見つけて

「こんな資格があるんだ!面白そう!やってみたい!」
と、ものすごくワクワクしました。

そして、祖母に
「こんな資格があるんだって!勉強してみたいな~!」
と言ったら・・・

「そんなこと(苦笑)(勉強したって何にもならないよ)」

と返されました。
正直自分のやりたいと思ったことを否定されて
すごくショックでした。
しかし同時に「そうだよね・・・」と納得する気持ちもありました。

というのも、家族は大体お堅い職業についていたから。
田舎の中ではそういう仕事に就けば、まず食いっぱぐれることはない。
安定した生活を手に入れるのが最重要、という価値観。

(働き盛りの時代にバブル崩壊を目の当たりにした世代だから
 こういう思考なんだろうな、とも思う)


②「これしか稼げないんだよ?」


これは小学校高学年ごろ、叔母に言われた言葉です。

小学校高学年になっても、
相変わらず私はファッション誌が好きでした。

とある日の休日、叔母と地方のファッションビルに出かけておりました。

その時、ショップ店員さんに憧れていた私は
「ショップ店員さんって、服に囲まれて仕事できるのいいよね~!」
と言ったのです。

そしたら叔母が私を求人が掲示してある場所に連れて行って

「これしか稼げないんだよ?」

と言いました。

当時の私は、大人になってお給料がどれだけもらえるかなんて
まだ分からない年だったから、
「そうなんだ・・・。」
と受け止めるしかなかったんです。

叔母は、勉強を頑張ってお堅い職業に就いていて、
まわりの人も「すごい」って持ち上げていたから、
働く女性のロールモデルだったんだと思う。

だから、
「(他人から見て成功している)叔母の言うことは正しい」
「好きなことを仕事にしても稼げない」
という価値観ができてしまったのだと思う。

子供の頃の自分と向き合ってみて、わかったこと


【自分の価値観より他人の価値観】
で生きていたなぁ、と実感しました。
そしてその他人の価値観ってめちゃくちゃ狭くて偏っていた。
すべてを受け入れなくてもいいのに、受け止めてしまっていた。


子供の頃を改めて思い出してみると、
「やりたいと思ったことを結構否定されていたなぁ」
という感じ。
自分に孫や姪っ子がいたとしても、絶対に言わないと思う。

でもそれは、悪意があって言っているのではなく、
まわりの大人の出来上がった価値観で言われただけ。

子供の頃に言われたことが、
こんなに心の奥底に残っていることにもびっくりした。
けど、心の奥底にこびりつくぐらい
ショックだったんだと思う。

今、私は好きとは程遠い仕事をしているし、
新卒からずっと職場を変えずに働いています。

たぶん、家族から見たらそこそこ真面目に働いているように見えると思う。

けど、この
「好きなことは仕事に出来ない」
「やりたいことを人に話して否定されたらイヤだ」
という価値観が奥深くにあるまま過ごしていたから、

「合わない仕事を無理にやっている違和感」
に気づかずに長い時間が経ってしまったんです。
(嫌だと感じる感覚がマヒしている・・・!)

まとめ

「やりたくないことばっかりやってる」って思う人は
「やりたいことはできない」
と思って、「やってみる」という選択肢を
自ら排除してる可能性があります。

子供のころを振り返ってみると、
「自分の価値観はどうやって作られたのか?」や
「本当は自分はどうしたいのか」のヒントが見えるかもしれません。

自分がどうしたいのか、って
パッと答えられることじゃないから、
ゆっくり向き合っていけたらいいなと思います。

長いひとり言でした。

それではまた明日。

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